犬のおもちゃの種類とおすすめのおもちゃ

おもちゃと子犬

丈夫で長持ち!ロープ系

ロープ状おもちゃ
噛んだり、引っ張ったりできるロープ状のおもちゃは、子犬を夢中させるアイテムです。種類も多いので、愛犬の大きさに適したものを選ぶといいでしょう。引っ張りっこをして飼い主と一緒に遊ぶこともできますし、振り回して愛犬が自分で遊ぶこともできます。耐久性にも優れているのでおすすめです。

運動にぴったり!ボール、フリスビー系

犬のおもちゃ ボール
体を動かして遊ぶなら、ボールやフリスビーが最適です。お散歩のときに持って行って、公園や広場で遊んであげれば運動不足の解消に役立ちます。小さめの物を選べば室内でも転がしたり宝探しをしたりして遊べます。

お友達になれるかも?ぬいぐるみ系

ぬいぐるみの上で寝る犬
ぬいぐるみ系のおもちゃは、くわえたり振り回したり、抱っこしたりと遊び方はいろいろあります。くわえやすいサイズや素材のものを選んであげてもいいですし、抱っこしたり枕にしたりしたときに感触のいいものを選んであげてもいいでしょう。

一段と賢く!知育系

コング
知育系は、遊ばせながらしつけができたり、頭のトレーニングができたりする人気のおもちゃです。とくに、しつけが重要となる子犬期に与えてあげるといいでしょう。

犬用おもちゃの上手な選び方

おもちゃで遊ぶブルドッグ
たくさんの商品があるおもちゃですが、できるだけ安全性が高く、長く使用できるものを選びたいですよね。価格や見た目だけに流されず、以下のポイントを押さえて、失敗しないおもちゃ選びをしましょう。

耐久性

おもちゃは、愛犬が噛んだり振り回したりして遊びます。おもちゃが破損すると誤飲したり、壊れたパーツでけがをしたりすることもありますので、耐久性の高さは重要なポイントです。
素材やしくみによって強度が異なりますので、よく見て選ぶようにしましょう。

サイズ(対象月齢、体重など)

犬用のおもちゃには、対象月齢や体重などが表記されています。これは、遊んでいるときの誤飲や事故を防ぐためのものです。たとえば、大型犬に小型犬用のおもちゃを与えるとすっぽりと口におさまってしまうことがあり、誤飲の原因になります。必ず表示を見たうえで愛犬の月齢・大きさに合ったおもちゃを選ぶようにしてください。

飼い主と一緒に遊べるもの

基本的に、おもちゃは飼い主と遊びながらコミュニケーションをとるためのアイテムだと考えましょう。ひとりで遊べるおもちゃもありますが、すぐに飽きてしまったり誤飲などの事故につながったりする可能性もあります。愛犬と一緒に遊ぶことを念頭に、飼育環境や生活スタイルに合った遊び方を決め、おもちゃを選ぶことをおすすめします。

犬用と書かれているもの

犬の「噛む力」はとても強いので、犬用と書かれているおもちゃを選ぶようにしましょう。人間の子ども用のおもちゃではすぐに壊れてしまう可能性があります。

犬のおもちゃの活用法

おもちゃで遊ぶ子犬
愛犬との暮らしの中で、犬用のおもちゃはどのように役立つのでしょうか。ここではおもちゃの主な活用方法をご紹介します。どんな場面で使用したいかによって、与えたいおもちゃも変わってきますよね。

運動不足解消に

室内犬が運動できる機会といえば「お散歩」ですが、「雨の日でお散歩ができない」「愛犬が満足するだけのお散歩時間が取れない」ということもありますよね。そんなときはボールやロープなど、室内で体を使って遊べるおもちゃを利用し、愛犬の気分転換や運動不足解消に役立てましょう。

トレーニング、しつけに

おもちゃを使って、遊びながらトレーニングやしつけを行うことができます。遊ぶのが大好きな犬は、飼い主の声や動作集中していますから、「まて」「おすわり」「おいで」などのコマンドを教えるのに利用するといいでしょう。また甘噛みしないこと、興奮しすぎないことなどを教える機会にもなります。

おとなしくしていてほしいときに

飼い主の手が離せないときや外出先で、愛犬にちょっとおとなしくしていてほしいときにもおもちゃが活躍します。
おもちゃに夢中になっている間は、いたずらをしたり周囲に迷惑をかけたりする心配が少なくなりますよね。
お気に入りのおもちゃや知育系のおもちゃは、愛犬の注意を引き付ける必須アイテムになります。

歯磨きの代わりに

歯磨きの代わりになるおもちゃもあります。噛んで遊ぶことで、歯ぐきを鍛えるものや歯垢を落とすものなどがあり、楽しみながらデンタルケアができます。まだ歯磨きに慣れていない子犬期や、しっかり歯磨きをしてあげられないようなときにも重宝します。ただし、これらのおもちゃで全体の歯磨きができているわけではありませんので、できる限り飼い主が歯磨きをしてあげることをおすすめします。

ストレス発散に

「噛む」「振り回す」などの動作は、犬にとって本能的にしたくなる行為の一つです。家具や小物にいたずらされるのは困りますが、おもちゃでなら思いっきりさせてあげることができます。噛んでも、振り回してもいいおもちゃを与えることで、愛犬のストレス発散に役立つことでしょう。

犬におもちゃを与える際の注意点

ボールをくわえた犬

目を離さない

安全性が高いと思われるおもちゃでも、夢中になって噛んだり追いかけたりしているうちに、誤飲してしまう恐れがあります。おもちゃが壊れそうになっていたり、愛犬が興奮しすぎている場合、すぐに注意ができるように、おもちゃで遊んでいるときには目を離さないようにしましょう。

遊び終わったら片付ける

遊び終わったらすぐに片付けることも大切です。いつでも手が届くところにおもちゃがあると、おもちゃで遊ぶことの特別感、ワクワク感がなくなってしまい、おもちゃに飽きてしまうので注意してくださいね。

おもちゃを取り上げない

愛犬がおもちゃで遊んでいるときに、無理やり取り上げないようにしましょう。くわえていたおもちゃを取り上げることが続くと、犬は飼い主に見つからないように、逃げたり隠れたりするようになってしまいます。
大切なものを取り上げられまいと攻撃的になることもあります。それよりも、「ちょうだい」「アウト」などのコマンドで自らおもちゃを返してくれるようなしつけをしていくことが大切です。最初はおやつと引き換えにおもちゃを離させることから始めるといいでしょう。

まとめ

ボールをくわえる子犬
今回は、子犬に与えるおもちゃの種類や活用方法、選び方についてお伝えしました。愛犬のおもちゃ選びは飼い主にとって楽しみの一つですが、目的を明確にしてからおもちゃを選ぶと失敗がありません。一緒に遊んで、楽しみながら愛犬のトレーニングやしつけ、歯のケアもできれば一石二鳥ですよね。
この記事を参考に、ぜひ愛犬にピッタリなおもちゃを見つけてあげてください。