ボストンテリアの特徴

大きさ

ボストンテリアの体高は約38.1~43.2cm、体重は約5.4~11.3kgです。

血統書発行団体のJKCの規定では、体重を基準として3つのサイズに分かれています。

  • 小:6.8kg未満
  • 中:6.8~9kg未満
  • 大:9~11.35kg

性格

フレンドリーで活発、人懐こくて愛嬌たっぷりなボストンテリア。

遊ぶことも大好きで、ほかの犬だけでなく、猫とも仲良くできる子もいるようです。

毛色

ボストンテリアの毛色は、ブリンドル&ホワイト、シール&ホワイト、ブラック&ホワイトの3パターン。
首から胸にかけてYシャツを着たように白くなるため、「タキシードカラー」や「ボストンカラー」とも呼ばれています。

平均価格

当サイトでのボストンテリアの平均価格は、オスが約28万円、メスが約31万円、全体では約30万円です。

ボストンテリア

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ボストンテリアとフレンチブルドッグの違い

▲上:ボストンテリア、下:フレンチブルドッグ

ボストンテリアとフレンチブルドッグ、雰囲気が似た2つの犬種ですが、主に以下の3つに注目すると見分けがつきやすくなります。

耳の形

多くのボストンテリアの耳は立ち耳で、縦に長く先端がとがっていますが、耳が立たない子もいます。

一方、フレンチブルドッグは「バッドイヤー(こうもり耳)」と呼ばれる、丸みのある大きな耳をしています。

被毛

ボストンテリアの被毛の特徴は、ベースとなる毛色に加え、首から胸にかけて白い被毛が広がっている「ボストンカラー」「タキシードカラー」であること。
毛色はブリンドル&ホワイト、シール&ホワイト、ブラック&ホワイトの3パターンです。

一方のフレンチブルドッグは、JKC公認のブリンドル、フォーンに加えて、パイドやブラック、ホワイトなど毛色のバリエーションは豊富です。

体格

フレンチブルドッグと比較すると、ボストンテリアはスリムで筋肉質。

手足が長いため体高が高く、全体にすっきりしたプロポーションのボストンテリアに対して、フレンチブルドッグは体高が低く、胴体が太いためずんぐりとした印象です。

ボストンテリアの飼い方

しつけ

家族に対して愛情深いため、比較的しつけやすい犬種です。

基本的に穏やかな気質のボストンテリアですが、闘犬やテリアを基礎に作出された犬種のため、興奮しやすい一面もあります。

子犬のころからしっかりとコミュニケーションを取り、しつけをおこないましょう。

散歩

小型犬としてはやや大きく、活発で運動量が多いボストンテリア。

少なくとも1日2回、毎回30分以上の散歩をしてあげましょう。
遊びが大好きでほかの犬とも仲良くできる子が多いため、ドッグランで思いっきり走らせてあげるのもおすすめです。

お手入れ

ブラッシング

つるっとして見える短毛のボストンテリアですが、実はしっかりと下毛のあるダブルコート。
抜け毛は多いため、ブラッシングは毎日してあげましょう。

シャンプー

皮膚に深いシワのあるボストンテリア。衛生管理のためにもシャンプーを定期的におこないます。

シワの間には汚れがたまりやすく、シャンプーの際も洗剤が残りやすく、ドライヤーでも乾きにくいものです。
シャンプーのときにはシワの汚れをしっかり落とし、タオルドライで十分に水分をとって、ドライヤーで乾かします。

ボストンテリアのシャンプーは月に1回が目安ですが、とくに夏期や湿気の多い時期は月に2回程度に増やしてもよいでしょう。

歯磨き

歯磨きは毎日おこなうのが理想です。

短頭種の犬はあごが小さく、歯並びが悪くなりやすい傾向があります。
歯並びが悪いと汚れがたまりやすくなりますので、毎日の歯磨きで口臭や虫歯、歯周病を予防してあげましょう。

爪切り

2週間に1度くらいのペースで爪の長さをチェックしましょう。

爪が長くなってしまうと、引っかかって根元から折れたり、伸びた爪が肉球に刺さったりすることがあります。
ケガ予防のためにも、定期的に爪をカットしてあげましょう。

ボストンテリアを飼う際の注意点

シワのお手入れ

ボストンテリアは額や目の下、口もとなど顔の深いシワが特徴の一つ。

豊かな表情をつくる魅力的なシワですが、皮脂や汚れがたまりやすく、手入れをしないと皮膚炎の原因になり、顔から悪臭がすることもあります。

ウェットティッシュや蒸しタオルなどを使って、シワを伸ばしながら溝の汚れを拭き取るなど、定期的なお手入れを忘れずにおこなってください。

熱中症に注意

暑さに弱い短頭種のボストンテリア。

気管が狭く呼吸がしにくいため、気温が高くなると自力での体温調整が難しくなります。
夏はエアコンを使って快適な環境を整えてあげることが、健康管理のために大切です。室内の温度は25~26℃が目安ですが、愛犬の様子をみて設定温度を調整しましょう。

散歩や運動は暑い時間帯を避け、早朝や夜に手短に済ませるとよいでしょう。

ボストンテリアがかかりやすい病気、寿命

注意したい病気

軟口蓋過長症

軟口蓋は口の中の上あご側にあり、触れると硬い骨を感じる部分の延長にあります。
軟口蓋過長症は、この部分が通常よりも長いことでのどが狭くなってしまい、呼吸が妨げられる病気です。

気道が狭くなっているため、大きないびきをかいたり、呼吸のたびにガーガーと音をさせたりという症状があります。
悪化すると呼吸困難により失神するなど、命にかかわることもあります。

軟口蓋過長症のほとんどは先天的な形態異常のため、手術で軟口蓋を切除する治療が一般的です。

毛包虫症

毛包は一般に「毛穴」と呼ばれている部分で、この中に毛包虫というダニが寄生することで発症します。

毛包虫症が発症しやすいのは、主に目や口の周り、四肢の先端で、症状が重くなると脱毛し、全身に広がることもあります。
また、細菌の二次感染によって、かゆみや腫れ、かきこわしによる出血などの症状がみられることもあります。

治療は薬用シャンプー、塗り薬、内服薬でおこないます。
原因は免疫力の低下と考えられているため、基礎疾患があれば治療を継続するとともに、ストレスを与えない環境づくりを心がけます。

チェリーアイ

犬の目の涙道近くにあるしゅん膜は角膜保護や、涙を作って目の表面にバリアを作る機能があります。このしゅん膜が何らかの理由で飛び出してしまい、赤くなり、腫れてしまうのがチェリーアイです。

飛び出したしゅん膜が視界を妨げ、違和感から犬が前足などで目を掻いてしまうことから、赤くはれてしまいます。

進行すると涙が作りにくくなるため、角膜が傷つきやすくなります。
軽症の場合は目薬などで内科的治療をしますが、再発する場合、内科的治療の効果が少ない場合、治療が遅れて腫れが大きくなった場合などは手術をおこないます。

健康寿命を延ばすために

ボストンテリアの平均寿命は12.2歳です。
愛犬に健康で長生きしてもらうためにも、次のことに気を付けて過ごしましょう。
参考文献
アニコム 家庭どうぶつ白書(https://www.anicom-page.com/hakusho/

毎日の運動

小型犬のなかでは運動量が多いボストンテリア。

肥満やストレスへの対策として、日々の散歩に加えて、たっぷり遊ばせる時間を取ってあげましょう。
ボール遊びやひっぱりっこも大好きなので、散歩のしにくい暑い季節は、家の中でもしっかり遊んであげましょう。

食事

ボストンテリアは太りやすい犬種といわれています。
短頭種の犬は肥満によって気管が狭くなると呼吸器疾患になりやすいため、太らないように食事やおやつにも注意が必要です。

デンタルケア

ほかの犬種と比べて歯周病になりにくいといわれていますが、あごが小さいため歯と歯の間に汚れがたまりやすい傾向があります。

日々のデンタルケアを怠ると、歯石がつきやすくなるので、虫歯を予防し、歯周病にならないように歯磨きはなるべく毎日おこなってあげましょう。

ボストンテリアのルーツ

誕生の経緯

ボストンテリアの土台になった犬は1860年代後半のイギリスで、ブルドッグとホワイトイングリッシュテリアを交配させて生まれたミックス犬でした。
その犬が1870年代にアメリカにわたって基礎犬となり、ボストン市とその周辺の住民によって誕生したのがボストンテリアです。

作出された当時は「ボストンブル」と呼ばれ、体重23㎏程度の大型犬でしたが、時間と手間をかけて繁殖を繰り返し、現在の小型犬サイズになっています。

ボストンテリアはアメリカ原産の犬種として1893年にアメリカンケンネルクラブAKCに登録されました。
その後、1927年にイギリスとフランスに紹介されて人気となり、今では世界各国に広がり愛され続けています。

まとめ

テリアと名付けられながらテリア種ではなく、愛玩犬グループなのに筋肉質でスポーティ、とってもパワフルなボストンテリア。

遊び好きでフレンドリーな性格のため、子どものいる家庭や多頭飼育にも向いています。

その個性と魅力を維持するためには、日々の健康管理や皮膚と被毛の手入れが欠かせません。
短頭種のため、とくに夏の暑さには弱いボストンテリア。健康寿命を延ばすためにも肥満や運動不足に注意して、大切に育てていきましょう。