日本犬・柴犬は海外でも人気上昇中
柴犬の祖先は縄文時代にすでに存在していて、長い間日本人と一緒に暮らしてきました。小型犬ながら野山を駆け回る猟犬として活躍し、近年は家庭犬としても人気を誇っています。
アメリカで犬種として認められたのは1992年とごく最近ですが、映画の影響やSNSなどで知名度を上げ、今では世界のドッグショーでも入賞するようになりました。
国内外で人気の理由はさまざまですが、そのひとつに「日本犬ならではの性格」があります。では、柴犬はどんな性格の犬種なのでしょうか。
アメリカで犬種として認められたのは1992年とごく最近ですが、映画の影響やSNSなどで知名度を上げ、今では世界のドッグショーでも入賞するようになりました。
国内外で人気の理由はさまざまですが、そのひとつに「日本犬ならではの性格」があります。では、柴犬はどんな性格の犬種なのでしょうか。
柴犬は警戒心が強く勇敢
その昔、柴犬は山岳地帯で猟犬として活躍していました。海外の猟犬のように獲物をその場に留めたり、猟師が仕留めた獲物を取ってきたりではなく、自ら獲物に向かって行くのが柴犬の仕事だったようです。
獲物は野鳥やウサギなどの小動物が主でしたが、時にはシカなどの大物の猟で用いられることもありました。また、野山ではクマやイノシシなどに出くわす危険性もあり、自分の身を守りつつすばやく獲物を見つけるため、柴犬は警戒心の強い犬になったのです。
柴犬の警戒心の高さや勇敢さは、番犬として飼われるようになってからも重宝されました。
家庭で飼う場合は、警戒心が高すぎたり攻撃的だったりするとトラブルのもとになりかねないので、社会化トレーニングが重要です。子犬の時期にさまざまな経験をさせ、大らかな犬に育てましょう。
自分より体が大きい犬にも向かって行くような気の強さがあるので、ドッグランや公園などでは注意してください。
獲物は野鳥やウサギなどの小動物が主でしたが、時にはシカなどの大物の猟で用いられることもありました。また、野山ではクマやイノシシなどに出くわす危険性もあり、自分の身を守りつつすばやく獲物を見つけるため、柴犬は警戒心の強い犬になったのです。
柴犬の警戒心の高さや勇敢さは、番犬として飼われるようになってからも重宝されました。
家庭で飼う場合は、警戒心が高すぎたり攻撃的だったりするとトラブルのもとになりかねないので、社会化トレーニングが重要です。子犬の時期にさまざまな経験をさせ、大らかな犬に育てましょう。
自分より体が大きい犬にも向かって行くような気の強さがあるので、ドッグランや公園などでは注意してください。
飼い主だけに忠実な甘えん坊
柴犬は飼い主に絶大な信頼を寄せる犬種。飼い主に言われたことを一途に守り、飼い主に褒められたことを覚えているのでしつけで苦労することは少ないでしょう。
見知らぬ人には警戒心をむき出しにしますが、飼い主の前でだけは甘えてリラックスした姿を見せてくれます。
ちょっぴり気まぐれだったり、がんこだったりすることもありますが、そこも「かわいい」と思えてしまうところが、この犬種の魅力でもあります。
見知らぬ人には警戒心をむき出しにしますが、飼い主の前でだけは甘えてリラックスした姿を見せてくれます。
ちょっぴり気まぐれだったり、がんこだったりすることもありますが、そこも「かわいい」と思えてしまうところが、この犬種の魅力でもあります。
柴犬を飼うときの注意点は?
飼い主さんを心から信頼し、安心して生活できているとき、柴犬は必要以上に警戒したり攻撃的になったりすることはありません。
子犬のときから、愛情を注ぎつつも、甘やかしすぎることなく、社会化としつけをしっかり行うことをおすすめします。
おやつや散歩は柴犬がねだったときでなく、飼い主が決めたタイミングで与えることも大事です。愛犬のペースに合わせてあげるのではなく、飼い主さんがリーダーシップをとったほうが、しつけはスムーズにいくでしょう。
また、人間の食べ物のおすそわけをしたり、要求吠えに応じて構ってあげたりすると、「おねだり」を覚えて、わがままな子になってしまいます。
子犬のときから、愛情を注ぎつつも、甘やかしすぎることなく、社会化としつけをしっかり行うことをおすすめします。
おやつや散歩は柴犬がねだったときでなく、飼い主が決めたタイミングで与えることも大事です。愛犬のペースに合わせてあげるのではなく、飼い主さんがリーダーシップをとったほうが、しつけはスムーズにいくでしょう。
また、人間の食べ物のおすそわけをしたり、要求吠えに応じて構ってあげたりすると、「おねだり」を覚えて、わがままな子になってしまいます。
まとめ
いかがでしたか。柴犬は本来、賢く勇敢で飼い主に忠実な犬種です。柴犬の性格を踏まえてしっかり訓練することで、柴犬はさらに飼いやすく魅力的な犬となってくれるでしょう。