ブリュッセルグリフォンの特徴 

雪の中で真顔で立っているブリュッセルグリフォン

大きさ

ブリュッセルグリフォンの体高は、約25cm体重は3.5~6kgです。体高と体長がほぼ等しい、スクエア型の体つきに、やや大きめの頭部、短いマズル、折れた耳が特徴的です。

性格 

口ひげをたくわえたような顔立ちが気難しそうに見えるブリュッセルグリフォンですが、対照的にその性格は愛情深く、人懐こい性格です。飼い主や子どもと一緒に遊ぶことを好み、小さな体で元気いっぱいに動き回ります。社交的な性格なので、ほかの犬やペットとも仲良くできるでしょう。

被毛

粗い剛毛が特徴的で、毛色は、レッド、もしくは赤みがかった色です。ブラックが少し頭部の飾り毛に交じっていたり、白い毛がわずかに胸に交じっていたりもします。

ブリュッセルグリフォン

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ブリュッセルグリフォン

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ブリュッセルグリフォン

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ブリュッセルグリフォン

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平均価格

当サイトでのブリュッセルグリフォンの平均価格は、メスが約40万円、全体では約40万円です。

ブリュッセルグリフォンの飼い方 

草むらを走っているブリュッセルグリフォン

しつけ

人懐こく、物覚えもいいので、比較的しつけはしやすい犬種であるといえます。一方で頑固な面もあるので、一貫した態度でしつけをすることが重要です。

散歩

とても活発で遊び好きなブリュッセルグリフォンですが、体高は成犬時でも25cm程度と小柄な部類に入ります。そのため、中型犬や大型犬のような長時間のお散歩は必要なく、1日2回、30分程度の時間を確保できれば十分です。

人間やほかの犬と一緒に遊ぶことを好む犬種のため、時には公園やドッグランのような広い場所に連れ出し、思いっきり遊ばせてあげるのもいいでしょう。

熱中症になりやすい

ブリュッセルグリフォンは、短頭種です。鼻が短いため鼻呼吸がうまくできず、パンティングの回数が多い傾向があります。パンティングの回数が多すぎると、呼吸器や心臓に大きな負担がかかり、かえって体温を上げてしまいます。

お留守番をさせるときにはクーラーをかける散歩は早朝に行い、日陰を歩かせるなど、対策が必要です。

お手入れ

ブラッシング

中毛のシングルコート(体を保温するアンダーコートがないタイプの被毛)をもつブリュッセルグリフォン。抜け毛は少なく、日常的なお手入れは、それほど難しくはありません。

ラフコート(毛が長く、粗いタイプの被毛)とスムースコート(毛が短いタイプの被毛)、どちらも毛が細く絡まりやすいため、週に2~3回はブラッシングをしてあげましょう。毛のもつれや絡まりが気になるときは、先に目の細かいスリッカーブラシで解きほぐし、仕上げにコームを使います。

特徴のある粗い剛毛を維持するため、プラッキング(毛を間引いて取り除くこと)をおこなう飼い主さんもいます。

シャンプー

ブリュッセルグリフォンのシャンプーは、月に1~2回程度が目安です。ただし、愛犬の年齢、体調などによって適切な頻度は異なります。
洗った後は、よく乾かし、風邪をひかせないように気をつけましょう。シャンプー後のブラッシングも忘れずに。
また、部分的に汚れてしまった場合は、お湯だけで洗い流したり蒸しタオルなどで拭いたりすることも効果的です。

歯磨き

歯磨きは毎日おこなうようにしましょう。歯磨きを怠ると、歯垢が歯石として沈着してしまいます。最悪の場合、心臓病などの疾患につながるので、子犬のころから歯磨き習慣をしっかりつけておくことが重要です。

爪切り

犬の爪は、人間と同じように、放っておけばどんどん伸びていきます。このため、爪切りをしないと、爪が折れてしまったり、肉球に刺さったりすることも。とくに、運動量の多くないブリュッセルグリフォンは、爪が伸びるのが早い傾向にあります。歩くときに、カチャカチャと床をする音が聞こえたら、爪の長さを確認してください。


床をする特徴的な音が聞こえない場合でも、2週間に1回程度、爪が伸びていないかチェックをしましょう。

必要なケア

ブリュッセルグリフォンは、毛が細くて硬いので、毛のもつれや絡まりに注意する必要があります。とくに口周りは水を飲んだり、フードを食べたりするときに汚れがつきやすくなるため、こまめに拭きとってあげましょう。

食事

ブリュッセルグリフォンは、マズルが短く、口が小さいため、ドライフードの場合は小粒タイプがいいかもしれません。

おすすめのグッズ 

ブリュッセルグリフォンの特徴的な見た目を保つためにおすすめのグッズをご紹介します。

シングルコートのブリュッセルグリフォンにおすすめのブラシ

ペットにはペット専用の爪切りが必須! おすすめの爪切り

ブリュッセルグリフォンがかかりやすい病気、寿命

ブリュッセルグリフォン 病気

注意したい病気

基本的には健康で遺伝的な疾患が少ないとされるブリュッセルグリフォンですが、それでも以下のような病気や疾患に注意する必要があります。

二重睫毛(逆さ睫毛)

睫毛がまぶたの中に向かって生えてしまう症状です。逆に生えてきた睫毛で目が傷つき、角膜炎や結膜炎になってしまうこともあります。酷い場合は、睫毛を抜くなどの処置をおこないます。

膝蓋骨脱臼(パテラ)

膝蓋骨脱臼は、小型犬に多く見られ、膝のお皿(膝蓋骨)が正常な位置から脱臼してしまう病気です。一時的に痛みを軽減させる保存的治療、手術による根本的治療があります。

先天性の場合は防ぐことはできませんが、後天性の場合は予防が可能です。「体重を管理する」、「フローリングの床にマットを敷いて、滑らないようにする」などの対策をとり、犬の足腰の負担を軽減したり、転倒を防いだりする工夫をしましょう。

軟口蓋過長症

短頭種に多く見られる呼吸器系の疾患です。気道の奥にある軟口蓋が長く分厚いことで呼吸を妨げます。ほかの呼吸器系の疾患を誘発する可能性が高いため、手術をして根本的な治療をすることが一般的です。

ホーナー症候群(ホルネル症候群)

目の縁にある膜が外に飛び出したり、目が落ちくぼんでしまったりする症状です。眼の周辺の交感神経の障害で発症します。この交感神経の障害は、首のケガ、外耳炎、感染症など、さまざまな原因で起こることが知られています。

しかし、犬の場合、原因が不明なことがほとんどです。原因がわかっている場合は、その治療をおこないます。原因がわからない場合、自然に治るのを待つこともありますが、治療までに数カ月かかることもあります。

健康寿命を延ばすために

ブリュッセルグリフォンの平均寿命は、12~15歳くらいといわれています。ほかの犬種と比べて比較的長いといえるでしょう。いつまでも愛犬が健康でいられるように、3つのポイントを意識してみてください。

毎日の散歩

ブリュッセルグリフォンは激しい運動は必要ありませんが、運動不足になるとストレスを溜めてしまいます。1日1~2回、1回20分~30分程度、散歩をしましょう。また、ほかの犬や飼い主さんと一緒に遊ぶ時間なども設けて、ストレス発散、肥満予防に努めてあげてください。

デンタルケア

2歳の成犬の8割以上が歯肉炎や歯周病を患っている、もしくは予備軍になっているといわれています。以前よりも口臭がきつい、よだれの量が多い、歯ぐきが腫れている、といった症状がみられる場合は、歯周病のサインかもしれません。

歯や歯肉にトラブルがあると、歯肉から細菌やウイルスが侵入して感染症にかかったり、心臓病になったりする確率が高くなります。

歯磨きは、毎日欠かさずにするようにしましょう。愛犬の調子がすぐれない、その日は時間がないなどの理由で、どうしても歯磨きできないときは、デンタルケア用のガムやおもちゃを使ってみてください。

食事の管理

ドライタイプのドッグフードはもちろん、レトルトや缶詰タイプ、おやつ、手作りごはんなど、たくさんの種類のドッグフードが販売されています。
運動量が多くないブリュッセルグリフォンにとって、食べ過ぎは即肥満につながります。肥満は糖尿病、心臓病、腎臓病、肝臓病、ヘルニア、内分泌系異常など数多くの病気の原因になるため、カロリー管理は必須です。

ブリュッセルグリフォンのルーツ 

ブリュッセルグリフォンのルーツ ベルジアングリフォン プチブラバンソン

誕生の経緯

犬種の成り立ちははっきりしていませんが、15世紀ごろに描かれた絵画によく似た犬が存在していたとされています。もともとは、ネズミ駆除のために、ベルギーの家庭で重宝されていた犬でした。

犬種の確立が試みられるようになったのは、19世紀ごろのことです。キング・チャールズ・スパニエルや、パグとの交配が試みられ、現在のような“鼻ぺちゃ”の犬が誕生します。

さまざまな犬種が交雑された結果、同じ両親から生まれた子犬のなかに、短毛や黒毛を持つ犬が混じるようになりました。

原産国のベルギーでは、短毛種を「プチ・ブラバンソン」、黒毛を「ベルジアングリフォン」として区別しており、日本でも3犬種は別の犬として登録されています。

まとめ

ブリュッセルグリフォン スターウォーズ
映画『スター・ウォーズ』のキャラクターのモデルにもなったレア犬種、ブリュッセルグリフォンについて詳しく解説しました。一度見たら忘れられないユニークな見た目と明るくフレンドリーな性格に、夢中になる人も少なくありません。
ペットショップに並ぶことはほとんどない犬種なので、気になる方は、ブリュッセルグリフォンを取り扱っているブリーダーを訪ねるとよいでしょう。