シーズーの毛質の特徴

シーズー
ふわふわとした柔らかな毛並みが魅力のシーズー。その被毛は「ダブルコート」と呼ばれる二層構造で、抜け毛が少ないことから、お世話しやすい犬種といわれています。
しかし、シーズーの毛は細くて柔らかく、絡まりやすいのが難点。
油断するとすぐに毛玉ができてしまうため、日々のお手入れがとても大切です。

お手入れに必要な道具

シーズー
シーズーのブラッシングには、以下の道具があると便利です。

ピンブラシやスリッカーブラシ

ピンブラシは、長毛種向きのブラシで、絡まりやホコリ・抜け毛をやさしく取り除くのに最適です。
スリッカーブラシはやや短めの被毛や、換毛期に抜け毛が多い犬向けですが、シーズーでも使用可能です。

愛犬に向いているブラシを選んであげましょう。

コーム

ブラッシングの最初に毛玉を見つけるチェックや、仕上げ用に使用します。

ブラッシングスプレー

毛の通りを良くし、ツヤ感を出す仕上げにも使えます。静電気を予防することも可能です。

ハサミ(先丸タイプ)

どうしても毛玉が取れないときは、先端が丸く安全なハサミでカットします。シーズーの皮膚を傷つけないよう、慎重に扱いましょう。

ブラッシングの手順とコツ

ブラッシング
  1. まずはコームで全身を軽くとかし、毛玉がないかチェックします。
  2. 毛玉がある場合は、無理に引っ張らず、周囲から少しずつほぐすようにしましょう。とくに絡まりやすいのは以下の部位です。
    ・首まわり
    ・耳の裏側
    ・内股
    ・わきの下
  3. 耳まわりのブラッシングは、皮膚が薄いため、とくにやさしくおこないます。
  4. 最後にコームで全体を整え、ツヤを出して仕上げましょう。

ブラッシングスプレーを使用すると、静電気を防いだり、毛を滑らかにしたりすることができます。適宜使いましょう。

まとめ

シーズー
シーズーの被毛は抜けにくくお掃除が楽な一方で、絡まりやすく毛玉ができやすいのが特徴です。
ふわふわで気持ちの良い毛並みを保つためには、毎日のブラッシングと、適切な道具の活用がポイント。
シーズーとの時間を楽しみながら、日々のケアを習慣にしていきましょう。