フレンチブルドッグ・ボストンテリア・パグの見た目
体格の違い
フレンチブルドッグ
フレンチブルドッグ・ボストンテリア・パグの3犬種で、もっとも体重が重いのがフレンチブルドッグ。
胸板は厚く、筋肉質でがっしりとした体型です。
標準的な体高は24~35cm程度、体重は8~14kg程度で、ブリーダーマッチングサイト『みんなのブリーダー』では「中型犬」に分類されています。
胸板は厚く、筋肉質でがっしりとした体型です。
標準的な体高は24~35cm程度、体重は8~14kg程度で、ブリーダーマッチングサイト『みんなのブリーダー』では「中型犬」に分類されています。

2025年3月19日生まれ 男の子

毛色 ブリンドル
PR フレンチらしいフレンチです。父JKCチャンピオン
掲載日 2025/06/20
価格 218,000 円 (税込)
2025年3月27日生まれ 男の子

毛色 ブリンドル.
PR 小さめのブリンドルの男の子。パパJKCチャンピオン
掲載日 2025/06/20
価格 248,000 円 (税込)
ボストンテリア
すっきりと細長い体型のボストンテリアは、標準的な体高は38.1~43.2cm程度と、3犬種のなかではもっとも体高があります。
体重5.4~11.3kg程度と筋肉質でありながらスリムで、手足の長い骨格がスマートな印象を与えます。
『みんなのブリーダー』では「小型犬」に分類されています。
体重5.4~11.3kg程度と筋肉質でありながらスリムで、手足の長い骨格がスマートな印象を与えます。
『みんなのブリーダー』では「小型犬」に分類されています。

2025年5月15日生まれ 男の子

毛色 ボストンカラー
PR パパはチャンピオン血統、ママもチャンピオン直子
掲載日 2025/06/14
価格 530,000 円 (税込)
パグ
がっしりとした骨格にスクエアな体型のパグ。『みんなのブリーダー』では「小型犬」に分類されています。
3犬種のなかでは、もっとも小柄。標準的な体高は25.4~33cm程度、体重は6.4~8.2kg程度とされています。
3犬種のなかでは、もっとも小柄。標準的な体高は25.4~33cm程度、体重は6.4~8.2kg程度とされています。

毛色の違い
フレンチブルドッグ
クリーム、パイド、フォーン、ブリンドルの4つの毛色で、ホワイトなどの差し毛が入ることがあります。

ボストンテリア
ボストンテリアの毛色はブラック、ブリンドル、シールの3色。
日本最大の血統書発行団体「ジャパンケンネルクラブ(JKC)」の犬種標準では、これらの毛色にホワイトが入っていることが条件となっています。
日本最大の血統書発行団体「ジャパンケンネルクラブ(JKC)」の犬種標準では、これらの毛色にホワイトが入っていることが条件となっています。

パグ
シルバー、フォーン、アプリコット、ブラックの毛色で、胸から腹にかけてわずかにホワイトの差し毛が入ることがあります。

耳の形の違い
フレンチブルドッグ
先端に丸みのある、やや大きな立ち耳です。

ボストンテリア
大きく尖った立ち耳が一般的とされています。

パグ
垂れ耳で、逆三角形に見える耳先が前方または横方向に垂れています。
前方に垂れるタイプは「ボタン・イヤー」、横方向に垂れるタイプは「ローズ・イヤー」と呼ばれています。
前方に垂れるタイプは「ボタン・イヤー」、横方向に垂れるタイプは「ローズ・イヤー」と呼ばれています。

しっぽの違い
フレンチブルドッグ
5cm程度の短いしっぽで、真っすぐなもの、巻いているもの、ねじれているもの、なかには1cmほどの極めて短いものもあります。
長いしっぽで生まれた場合、古くは断尾されていましたが、近年では短尾の選択繁殖が進んだため、長いしっぽのフレンチブルドッグは少なくなりました。
長いしっぽで生まれた場合、古くは断尾されていましたが、近年では短尾の選択繁殖が進んだため、長いしっぽのフレンチブルドッグは少なくなりました。

ボストンテリア
パグより短いものの、フレンチブルドッグよりは長いのが、ボストンテリアのしっぽです。
フレンチブルドッグと同様、巻いていたりねじれていたりする個体もあります。
ボストンテリアもかつては長いしっぽの個体を断尾していましたが、こちらも選択繁殖のために短いしっぽの子が多くなりました。
フレンチブルドッグと同様、巻いていたりねじれていたりする個体もあります。
ボストンテリアもかつては長いしっぽの個体を断尾していましたが、こちらも選択繁殖のために短いしっぽの子が多くなりました。

パグ
フレンチブルドッグ、ボストンテリアと違い、パグのしっぽは長さがあり、丸く巻いています。

フレンチブルドッグ・ボストンテリア・パグの性格

まん丸顔に短く潰れた鼻先で、愛嬌のある顔立ちをした3犬種は、性格的にも似ています。
どの犬種も明るく社交的で、散歩中やドッグランなどでもほとんどトラブルを起こしません。
穏やかでやさしい性格のため、子どもでも安心して触れ合うことができます。
無駄吠えがとても少なく、吠えても長続きしないので、集合住宅などでもお隣に気を遣わずに済みそうです。
3犬種のなかでは、ボストンテリアがもっとも活発です。タフな面があり、体を動かして遊ぶのを好みますので、若い世代で体力のあるご家族にはおすすめしやすい犬種といえます。
パグとフレンチブルドッグはボストンテリアよりも落ち着いており、のんびりと過ごすことを好みます。
どちらもやや頑固な面はありますが、力で反抗することが少ないため、幅広い世代の家庭にマッチするでしょう。
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3犬種のなかでは、ボストンテリアがもっとも活発です。タフな面があり、体を動かして遊ぶのを好みますので、若い世代で体力のあるご家族にはおすすめしやすい犬種といえます。
パグとフレンチブルドッグはボストンテリアよりも落ち着いており、のんびりと過ごすことを好みます。
どちらもやや頑固な面はありますが、力で反抗することが少ないため、幅広い世代の家庭にマッチするでしょう。
フレンチブルドッグ・ボストンテリア・パグの成り立ち

フレンチブルドッグ
イギリス原産のイングリッシュブルドッグをベースに、フランスで作出されたといわれているフレンチブルドッグ。
一方、フレンチブルドッグの原産地・フランスでは、基礎となった犬は南ヨーロッパ原産のマスチフ系という説が強く支持されています。
英仏両国の愛犬家の微妙な心情は別として、犬種成立の過程でイングリッシュブルドッグが交配されたのは間違いないと考えられています。
一方、フレンチブルドッグの原産地・フランスでは、基礎となった犬は南ヨーロッパ原産のマスチフ系という説が強く支持されています。
英仏両国の愛犬家の微妙な心情は別として、犬種成立の過程でイングリッシュブルドッグが交配されたのは間違いないと考えられています。
ボストンテリア
米国・ボストン市周辺で、イングリッシュテリアとブルドッグの交配犬を基礎に作出されたのがボストンテリアです。
もともとは15kgあまりの中型犬でしたが、交配の過程で小型犬・愛玩犬が導入され、サイズは小さくスリムに、性格は穏やかになりました。
「タキシードを着た紳士」という愛称でも知られ、白シャツにジャケットを着たかのような外見で、JKCの犬種標準でも「白が入っていること」が条件になっています。
もともとは15kgあまりの中型犬でしたが、交配の過程で小型犬・愛玩犬が導入され、サイズは小さくスリムに、性格は穏やかになりました。
「タキシードを着た紳士」という愛称でも知られ、白シャツにジャケットを着たかのような外見で、JKCの犬種標準でも「白が入っていること」が条件になっています。
パグ
中国原産のパグは紀元前2,000年ころから存在するもっとも古い犬種の一つとされ、そのルーツはチベットの僧院で飼育されていた大型犬にさかのぼります。
その一部にチベタンスパニエルやペキニーズなど小型犬との交配がおこなわれた結果、紀元前600年ころには現在のパグに近い姿に変化しました。
やがてパグたちは交易を通じてオランダに渡り、王侯貴族や富裕層に愛され、さらにはイギリス、フランスなど欧州各地で人気を博すこととなりました。
その一部にチベタンスパニエルやペキニーズなど小型犬との交配がおこなわれた結果、紀元前600年ころには現在のパグに近い姿に変化しました。
やがてパグたちは交易を通じてオランダに渡り、王侯貴族や富裕層に愛され、さらにはイギリス、フランスなど欧州各地で人気を博すこととなりました。
フレンチブルドッグ・ボストンテリア・パグの飼育上の注意点

暑さに注意
犬は暑いとき、呼吸を頻繫にする「パンティング」によって体温調節をします。
短頭種の犬たちは鼻と首が短く、気道が狭くなりやすいので、パンティングで熱を下げるのが苦手。
そのため、熱中症を起こしやすいのです。
フレンチブルドッグ・ボストンテリア・パグなど短頭種の犬と暮らすなら、エアコンなどでの室温管理は必須といえます。
長時間の留守番のときは、エアコンがオフになってしまう事態を想定し、愛犬のために涼しい場所を確保しておきましょう。
短頭種の犬たちは鼻と首が短く、気道が狭くなりやすいので、パンティングで熱を下げるのが苦手。
そのため、熱中症を起こしやすいのです。
フレンチブルドッグ・ボストンテリア・パグなど短頭種の犬と暮らすなら、エアコンなどでの室温管理は必須といえます。
長時間の留守番のときは、エアコンがオフになってしまう事態を想定し、愛犬のために涼しい場所を確保しておきましょう。
肥満に注意
首の短い短頭種の犬にとって、肥満は大敵です。
肥満になると体温が下がりにくくなるだけでなく、首回りについた肉が気道を圧迫して狭くなり、呼吸での体温調節がさらに難しくなります。
3犬種とも太りやすい体質で、スラリとした体型のボストンテリアも運動不足では肥満になりがちです。
バランスのよい食事と適度な運動量、おやつは低エネルギーで質のよいものを最小量与えるなど、太らないための工夫が必要です。
肥満になると体温が下がりにくくなるだけでなく、首回りについた肉が気道を圧迫して狭くなり、呼吸での体温調節がさらに難しくなります。
3犬種とも太りやすい体質で、スラリとした体型のボストンテリアも運動不足では肥満になりがちです。
バランスのよい食事と適度な運動量、おやつは低エネルギーで質のよいものを最小量与えるなど、太らないための工夫が必要です。
目のケガや病気に注意
短頭種の犬の多くは眼球が大きく、飛び出したようになっているため、目のケガや病気が多い傾向にあります。
日ごろから涙や目やにの量、白目の色、まばたきの回数など目の状態をチェックする習慣をつけ、異常を見つけたら早めに通院しましょう。
日ごろから涙や目やにの量、白目の色、まばたきの回数など目の状態をチェックする習慣をつけ、異常を見つけたら早めに通院しましょう。
まとめ

ずんぐりむっくりという言葉がぴったりなフレンチブルドッグと、対照的にスリムでスマートな印象のボストンテリア、外見も性格も丸く穏やかで吠えない犬ともいわれるパグ。短頭種3頭それぞれの特徴を解説してきました。
真剣な表情をしていてもどこかユーモラス、うれしいときの満面の笑顔がキュートな鼻ぺちゃ犬たち。
誰にとっても最高のパートナーになってくれるに違いありません。
真剣な表情をしていてもどこかユーモラス、うれしいときの満面の笑顔がキュートな鼻ぺちゃ犬たち。
誰にとっても最高のパートナーになってくれるに違いありません。