パピヨンの特徴
大きさ
JKCの犬種標準(スタンダード)では、パピヨンの体高は28cm以下と超小型犬に分類されており、平均体重はオス・メスともに2~4kgほどで、コンパクトでバランスのとれた体型をしています。
パピヨン(立ち耳)もファレーヌ(垂れ耳)もどちらも耳は大きく、長い尻尾は上向きで背中に背負うようについています。
長い飾り毛におおわれた大きな耳と尻尾は、パピヨンの最たる特徴といえるでしょう。
パピヨン(立ち耳)もファレーヌ(垂れ耳)もどちらも耳は大きく、長い尻尾は上向きで背中に背負うようについています。
長い飾り毛におおわれた大きな耳と尻尾は、パピヨンの最たる特徴といえるでしょう。
性格
パピヨンはとても好奇心旺盛で活発な性格をしています。
やや警戒心が強い面があるともいわれていますが、陽気で人懐っこい性格ですので、よきパートナーになってくれるでしょう。
大変賢く、しつけがしやすいともいわれています。
やや警戒心が強い面があるともいわれていますが、陽気で人懐っこい性格ですので、よきパートナーになってくれるでしょう。
大変賢く、しつけがしやすいともいわれています。
毛色
毛色はバリエーション豊かで、白地であればあらゆる斑色が認められています。
豊富な毛色パターンもパピヨンの魅力の一つでしょう。
代表的なものとしてはホワイト&セーブル(ところどころ黒の混じった茶褐色)、ホワイト&レッド、トライカラーなどがあります。
全体的にホワイトの割合が多いものが好ましいとされており、ブレーズ(両目の間から鼻先まで、顔の真ん中を通る白い毛色部分)もしっかり入っているものが好ましいとされています。
毛質は絹のように細くツヤがあり、少しウェーブがかっています。
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代表的なものとしてはホワイト&セーブル(ところどころ黒の混じった茶褐色)、ホワイト&レッド、トライカラーなどがあります。
全体的にホワイトの割合が多いものが好ましいとされており、ブレーズ(両目の間から鼻先まで、顔の真ん中を通る白い毛色部分)もしっかり入っているものが好ましいとされています。
毛質は絹のように細くツヤがあり、少しウェーブがかっています。
種類豊富なパピヨンの毛色。人気の毛色は? 毛色が変化するってホント?
飾り毛が魅力的な小型犬・パピヨン。パピヨンを迎える前に知っておきたい、人気の毛色や価格相場、そして毛色の変化についてご紹介します。
平均価格
当サイトでのパピヨンの平均価格は、オスが約22万円、メスが約24万円、全体では約23万円です。
2022年11月16日生まれ 男の子
千葉県
毛色 レッドセーブル♡
PR イケメンすぎる可愛い♡ニコニコスマイルの美少年福君
掲載日 2024/04/27
価格 300,000 円 (税込)
パピヨンの飼い方
しつけ
パピヨンは賢く、飼いやすい犬種です。
学習能力が高く、物覚えがいいため、はじめて犬を飼う方にも向いているといえるでしょう。
しつけがしやすい反面、賢いがゆえに甘やかすと手がつけられなくなることもあるようです。
ついつい甘やかしたり気分でルールを変えたりすることのないよう、気をつけましょう。
学習能力が高く、物覚えがいいため、はじめて犬を飼う方にも向いているといえるでしょう。
しつけがしやすい反面、賢いがゆえに甘やかすと手がつけられなくなることもあるようです。
ついつい甘やかしたり気分でルールを変えたりすることのないよう、気をつけましょう。
上手なしつけ方
しつけは、「褒めてしつける」「指示の言葉を統一する」「ダメとはっきり言う」「怒りすぎない」という4つのルールを守ってしつけましょう。
- 褒めてしつける いけないこと、してほしくないことをダメだと叱るのではなく、教えたことができたとき、してほしいことをしたときに褒める、という方法です。
- 指示の言葉を統一する たとえば「ダメ」「ノー」、「オスワリ」「シット」など、言い方がいくつかある場合は、家族間で、使用する言葉を統一しましょう。
- ダメとはっきり言う 吠えたり噛みついてきたりといった場合には、直後に「ダメ」や「ノー」と短い言葉ではっきり伝えます。
- 怒りすぎない ダメなことをダメだと伝えるのは、問題行動の直後しか効果がないことを説明しましたが、直後であってもいつまでも叱り続けたり大きな声を出したり続けたりするのはやめましょう。
犬は飼い主から褒めてもらえること、飼い主に喜んでもらえることとして学習します。オスワリ、マテなど基本のしつけにおすすめの方法です。
言葉の統一は信頼関係の構築にも有効です。
直後であることが非常に重要で、直後に言えなかった場合にはまた次の機会に伝えましょう。
後からでは何がダメであるのか犬は理解できないためです。
執拗に責め続けるのは効果がないばかりか、犬に強いストレスがかかったり信頼関係に問題が生じたりしてしまう恐れがあります。
散歩
小型犬に分類されるパピヨンですが、運動量が多いため、1日2回程度の散歩が必要です。1回30分~1時間が目安となるでしょう。
活発な犬種なので散歩以外にドッグランなど思い切り走れる場所に連れていくのもおすすめです。
活発な犬種なので散歩以外にドッグランなど思い切り走れる場所に連れていくのもおすすめです。
お手入れ
ブラッシング
パピヨンはシングルコートで抜け毛が少なく、毛玉にもなりにくい毛質のため、比較的お手入れはラクな犬種といえるでしょう。
ブラッシングは週2~3回ペースでOKです。
細くて長い耳の飾り毛と尻尾の毛に毛玉ができないよう注意して丁寧におこないましょう。
<ブラッシングブラシの種類>
ブラッシングは週2~3回ペースでOKです。
細くて長い耳の飾り毛と尻尾の毛に毛玉ができないよう注意して丁寧におこないましょう。
<ブラッシングブラシの種類>
- ピンブラシ シングルコート種のパピヨンには、クッション性がありピンとピンの間があいているピンブラシがおすすめです。
- スリッカーブラシ L字の細いいピンがぎっしりと並ぶ「スリッカーブラシ」はアンダーコートの抜け毛を取り除く機能が高く、とくにダブルコート種におすすめです。
- コーム(くし) ブラッシングのあと、仕上げに使います
ピン先が丸くなっているため肌に優しくとかすことができます。
毛をかきわけ根元からとかし、皮膚の状態を確認することがきます。足の付け根や内側、顔回りなど、ブラシでは届きにくい部位にもおすすめです。
シャンプー
シャンプーは月に一度程度がよいでしょう。
皮膚にシャンプー残ると炎症の原因となるため、すすぎは念入りにおこないましょう。ドライヤーなどで完全に乾かすことも大切です。
皮膚にシャンプー残ると炎症の原因となるため、すすぎは念入りにおこないましょう。ドライヤーなどで完全に乾かすことも大切です。
歯磨き
犬の歯は歯石がつきやすく、放っておくと歯肉炎や歯周病を発症します。子犬のころからしっかりとした口内ケアをおこないましょう。
犬用歯ブラシや歯磨きペースト、拭き取りシートなどさまざまなケア用品が出ています。
使いやすく、続けやすいグッズを探してみましょう。
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おすすめフード
パピヨンは骨が細い犬種ということに加え、活発で走ったりジャンプしたりと骨や関節に負担がかかりがちです。そのためパピヨンには骨や関節をサポートする成分が含まれているフードがおすすめです。
口が小さいので小型犬用の小粒タイプを選ぶとよいでしょう。
口が小さいので小型犬用の小粒タイプを選ぶとよいでしょう。
パピヨンを飼う際の注意点
運動不足
パピヨンは活発で運動好きです。小型犬の平均的な運動量より、多くの運動量を必要とします。
十分な散歩時間を確保し、運動不足にならないよう注意しましょう。
室内遊びも安全に楽しめるよう、階段などへの段差対策やフローリングなど滑りやすい床への対策など、環境を整えることが大切です。
また、運動神経がよくジャンプ力があるため、小型犬用サイズのサークルなどは飛び越えてしまう可能性があります。留守番時を想定し、屋根付きのケージを用意することをおすすめします。
十分な散歩時間を確保し、運動不足にならないよう注意しましょう。
室内遊びも安全に楽しめるよう、階段などへの段差対策やフローリングなど滑りやすい床への対策など、環境を整えることが大切です。
また、運動神経がよくジャンプ力があるため、小型犬用サイズのサークルなどは飛び越えてしまう可能性があります。留守番時を想定し、屋根付きのケージを用意することをおすすめします。
寒さ
シングルコート種であるパピヨンは寒さが苦手です。
冬はペットヒーターなどを活用し、犬の活動場所や室内の温度を管理するようにしましょう。
真冬の散歩時などには服を着せるなどして寒さ対策をおこなってください。
冬はペットヒーターなどを活用し、犬の活動場所や室内の温度を管理するようにしましょう。
真冬の散歩時などには服を着せるなどして寒さ対策をおこなってください。
パピヨンがかかりやすい病気、寿命
パピヨンが発症しやすいといわれている注意すべき病気、3つを紹介します。
注意したい病気
膝蓋骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)
「パテラ」ともいわれる膝の皿の骨が外れてしまう病気です。パピヨンをはじめ小型犬に多く見られるものですが、先天的な原因と、転倒などで膝に強い力がかかり発症する後天的な原因も認められています。
発症した場合、びっこを引いて歩いたり痛がったりするなどの症状が表れます。
治療法としては投薬や、グレード(進行度)によっては外科手術をおこなう場合もあります。
発症した場合、びっこを引いて歩いたり痛がったりするなどの症状が表れます。
治療法としては投薬や、グレード(進行度)によっては外科手術をおこなう場合もあります。
白内障
目の水晶体が白濁し、見えにくくなる病気です。
症状は段差につまずく、壁にぶつかる、目が白濁するなどがあります。
根本的な治療は外科手術のみになりますが、目薬により進行を遅らせることが可能です。
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眼瞼内反(がんけんないはん)
いわゆる「逆さまつ毛」です。
まつ毛が角膜を傷つけ、涙が多く出る、目やにが出る、かゆみが出るなどの症状が見られます。
治療には外科手術が必要ですが、目薬などで改善することもあります。
まつ毛が角膜を傷つけ、涙が多く出る、目やにが出る、かゆみが出るなどの症状が見られます。
治療には外科手術が必要ですが、目薬などで改善することもあります。
健康寿命を延ばすために
パピヨンの平均寿命は14.6歳です。
比較的長生きする犬種といえます。愛犬に健康で長生きしてもらうためにも、次の3つのポイントを意識してみましょう。
参考文献
アニコム 家庭どうぶつ白書(https://www.anicom-page.com/hakusho/)
適度な運動
パピヨンを飼う際の注意点でも説明した通り、パピヨンは小型犬ですが、活発でほかの小型犬に比べると比較的運動量が多い犬種です。
運動不足は肥満を招くだけではなく、犬がストレスを溜めてしまう原因にもなります。
運動不足とストレスの解消のために、毎日2回、各30分程度の散歩をおこないましょう。
散歩以外にもドッグランなどで、思いっきり走らせてあげる時間をとるのもおすすめです。
運動不足は肥満を招くだけではなく、犬がストレスを溜めてしまう原因にもなります。
運動不足とストレスの解消のために、毎日2回、各30分程度の散歩をおこないましょう。
散歩以外にもドッグランなどで、思いっきり走らせてあげる時間をとるのもおすすめです。
デンタルケア
パピヨンは口が小さく、歯に食べかすが溜まりやすい傾向にあります。犬は歯垢が歯石になるまで2~3日と短く、歯磨きを怠るとあっという間に歯石だらけになってしまいます。
歯石は口臭だけではなく、歯周病を引き起こす原因に。
歯石を作らないよう、毎日しっかり歯磨きをおこないましょう。
歯ブラシ、歯磨きペースト、指サック型ブラシなど、使いやすく続けやすいグッズを探してみてください。
歯石は口臭だけではなく、歯周病を引き起こす原因に。
歯石を作らないよう、毎日しっかり歯磨きをおこないましょう。
歯ブラシ、歯磨きペースト、指サック型ブラシなど、使いやすく続けやすいグッズを探してみてください。
食事の管理
パピヨンは食が細く、食いむらがある場合もあります。食欲を増進させるためにおやつをトッピングしたり、ふりかけをかけたり、工夫をしてみましょう。
しかし、フードを食べないからといっておやつをたくさんあげたり、人の食事を分け与えたりすることはNG。
栄養バランスの偏りは肥満や思わぬ病気を招いてしまう恐れがあります。
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パピヨンのルーツ
名前の由来
パピヨンはフランスのルイ14世王朝時代である16世紀に、貴族社会でもてはやされたという歴史があります。
高額で取り引きされ、ヨーロッパの多くの貴婦人に愛されたといいます。
「パピヨン」とはフランス語で「蝶」のことで、飾り毛をまとった大きな耳が羽を広げた蝶に似ていることから名づけられました。
「ファレーヌ(ファーレン)」と呼ばれる垂れ耳タイプのパピヨンもいます。「ファレーヌ」とは同じくフランス語で、「蛾」のことです。
「蛾」の名を持つファレーヌは大きな立ち耳が特徴のパピヨンとはまた違った雰囲気をまとっています。
高額で取り引きされ、ヨーロッパの多くの貴婦人に愛されたといいます。
「パピヨン」とはフランス語で「蝶」のことで、飾り毛をまとった大きな耳が羽を広げた蝶に似ていることから名づけられました。
「ファレーヌ(ファーレン)」と呼ばれる垂れ耳タイプのパピヨンもいます。「ファレーヌ」とは同じくフランス語で、「蛾」のことです。
「蛾」の名を持つファレーヌは大きな立ち耳が特徴のパピヨンとはまた違った雰囲気をまとっています。
誕生の経緯
祖先犬はスペインのスパニエルの一種、「スパニッシュ・ドワーフ・スパニエル」だといわれています。
北方スピッツ系犬種が起源となり、イタリア北部のボローニャ地方で盛んに繁殖がおこなわれました。
この頃は耳よりも尻尾のほうが注目されており、「パピヨン」ではなく「スカーレル(りす)・ドッグ」と呼ばれていたようです。
北方スピッツ系犬種が起源となり、イタリア北部のボローニャ地方で盛んに繁殖がおこなわれました。
この頃は耳よりも尻尾のほうが注目されており、「パピヨン」ではなく「スカーレル(りす)・ドッグ」と呼ばれていたようです。
まとめ
とても人懐っこく、飼い主さん以外の人にも愛想よくでき、他犬とも友好的に付き合えるパピヨン。
はじめて犬を飼う人はもちろん、多頭飼いにも向いているといえるでしょう。
小型犬のかわいらしさと中型犬レベルの運動能力どちらも持ち合わせており、明るく活発な性格であることから、アウトドア派の方にもよいパートナーになるといえるでしょう。
はじめて犬を飼う人はもちろん、多頭飼いにも向いているといえるでしょう。
小型犬のかわいらしさと中型犬レベルの運動能力どちらも持ち合わせており、明るく活発な性格であることから、アウトドア派の方にもよいパートナーになるといえるでしょう。