
買い物に出かけるとクリスマスや正月用品が並び、ああ年末なんだなと
犬のほうも見学される方も増えて、このサイトでも閲覧者数が先月より大きく伸びています
ただ前に書いたことがありますが、ペット業界で一番忙しいのはゴールデンウイークです
年末も勿論忙しい時期ですが、年末に帰省や旅行をする方が多くいるので年末に引き取る方は意外に少ないのです
ただワンちゃんとの出会いは縁のもの。お気に入りのワンちゃんがいつまでも販売中というわけではありません
それを気にして見学を控えている方もいらっしゃいますが、うちの場合はお迎えの意思表示をしていただければお引き取りは年明けでも構いません
別途お預かり料やらの追加料金もありませんからお気軽にお越しください
さて今回このブログで何を訴えたいのかといえばペット業界への誤解
何やらペットショップはいらないだの、みんなのブリーダーのようなサイトも同様だのどうのこうの
ただこれ、結構誤解が多いのですね
なぜペット業界が批判されるのかといえば、命に値段をつけるのがけしからんと
犬猫が欲しければ保健所の譲渡会に行けという
だがちょっと待ってほしい。保健所の譲渡会に希望する犬種が必ずいるのかと
さらにいえば今年の6月からはブリーダーが販売する犬にはマイクロチップ装着と環境省への登録が義務化されているので遺棄は難しい
つまりは保健所の譲渡会は年々規模が縮小されています。これは喜ばしいことで保健所の保護が1件も無いという自治体もあります
そして保護団体の活動が盛んになり、どうしても飼育できないとか虐待などの事情があればすぐに保護されます
そしてその保護団体の多くは、販売した責任ということでペットショップやブリーダーが作っている組合が運営しています
もう昔みたいに産むだけ産ませて、飼えなくなりました。ギブアップです。などのいい加減なことはできません
現実に今年の法改正により、多数のブリーダーが廃業しています
犬の飼育数は2008年がピークで1310万頭。それが2020年にはコロナのペットブームがありながら710万頭まで減少しています。46%も減っています
この現状で譲渡の条件の厳しい譲渡会で希望のワンちゃんに出会うのは困難です
動物愛護団体は確かに動物福祉に多大な貢献をしておりますので必要であることは間違いありません
しかしペットショップやブリーダーともう少し意見のすり合わせができたほうが、お互いにもワンちゃんにもいいのになと個人的に思います
作家であり動物学者でムツゴロウさんから後継者と指名されたパンク町田さんはこう言っています
「ペットは人生を共にする大切な存在。だったら自分に合った犬種を選べるペットショップやブリーダーサイトは必要。例えば家を買うときや借りる時に大家さんに直接交渉に行ったり、競売で土地を買うかい? 不動産屋に行くだろう? ペットショップもブリーダーサイトはそういう存在だから無いと困るよ」
中村秀敏ブリーダーの子犬一覧
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