ゴールデンレトリバーはアウトドア派！ 遊び方はとてもアクティブ！

ゴールデンレトリバーの特徴を把握しよう

ゴールデンレトリバーはもともと、鳥猟犬でした。獲物を追って野山や水の中を自由自在に移動し、飼い主の指示に従って獲物を持ってくる持来犬の特徴が色濃く残っています。

働くことが大好きなゴールデンレトリバーは、仕事を任されると張り切って生き生きと動いてくれます。遊ぶときもただの遊びではなく、何かを取ってこさせる、追わせる、といった狩りの要素を取り入れたものがおすすめです。

指示したとおりにできたらめいっぱい褒めてあげてください。自信と喜びで、ゴールデンレトリバーは目を輝かせて喜んでくれるでしょう。

ただし、遊んでいる最中に興奮し過ぎて飼い主の指示を聞かなくなることがあります。自由に走らせるのはクールダウンできる合図を覚えさせてからにし、周囲の安全確認を事前におこなってからにしてくださいね。

ボールやフライングディスクで遊ぼう

ボール遊びはゴールデンレトリバーの本領発揮ともいえる遊び。ボールを見せ、犬の目を見てから投げて「トッテコイ」と指示すると、大喜びで取りに行くはずです。

ボールやフライングディスクで遊ぶことは、動くものを追いかけてレトリーブ（回収）するという本能を満たしてくれるおすすめの遊びです。ぜひ、マスターさせたいですね。運動神経抜群で、理解力・学習意欲も高いのですぐに覚えるでしょう。

ただし、ゴールデンレトリバーの中には生まれつき股関節に異常を持つ犬がいます。股関節形成不全といって、股関節の形が正常でなかったり、軟骨が損傷したりしている病気です。もしこの病気が判明した場合は、関節に負担がかかる運動は厳禁です。


また、2歳以下のゴールデンレトリバーは骨格が成長途中です。過度に激しい運動は念のため避けたほうがよいでしょう。

泳ぐのも得意

ゴールデンレトリバーは水が大好きな犬。海でも湖でも喜んで飛び込み、泳いで的までたどり着き、指示されたとおり取ってくることができます。
子犬のころから水遊びをさせておくと水に対する恐怖がなく、進んで飛び込んでいくようになります。山のレジャーでの川遊びや海で波と戯れるなど、水遊びを取り入れてみましょう。

ただし、必ず犬と一緒に遊んでいい場所かどうか確認してから遊ぶようにしてください。また、安全のためにはじめは遊ぶのは浅瀬限定にしましょう。
毛量の豊富な犬種なので、夏は熱中症対策を十分におこない、海水で遊んだ後は塩や砂が被毛に残らないようにしてくださいね。

ほかの犬と一緒に遊ぼう

ゴールデンレトリバーは社交的で友好的です。大型、小型問わず、どんな犬とも仲よく遊ぶことができます。

犬同士一緒にじゃれ合ったり、仲よく走り回るのも大好きですから、ドッグランや犬友達と一緒にアウトドアレジャーに出かけて一緒に遊ぶ時間を設けるものおすすめです。

犬同士の関係作り、犬社会のルールを覚える、といった社会化トレーニングにもなります。

まとめ

ゴールデンレトリバーは動く物を追って回収してくるのが得意な犬です。ルールがある、仕事のようだったり、スポーツに似た遊びを取り入れると本能的な欲求も満たされていいですね。他にも、泳いだり、他の犬達と一緒に遊ぶ時間も作ってあげてください。遊び、散歩、日々の生活中に獲物を回収することを意識した要素を取り入れるのがおすすめです。