一頭一頭それぞれの個性があります。

人が大好きで、
すぐに寄ってくる子。
嬉しくて、
しっぽを振りながら
少し興奮する子。
慎重に様子を見てから、
ゆっくり近づいてくる子。
好奇心いっぱいに
動き回る子。
抱っこされると
安心しやすい子。
少し時間をかけて、
人との距離を縮めていく子。

どの子が良い、悪いではありません。
その子には、
その子らしさがあります。
私たちは、
セラピー犬を育ててきた経験から、
子犬たちの反応や個性を見ることを
とても大切にしています。
セラピー犬と聞くと、
特別な芸ができる犬を
想像される方もいるかもしれません。

でも、私たちが大切にしているのは、
芸や特別な動きだけではありません。
人のそばで安心できること。
人の声や手を、
怖がりすぎないこと。
初めての音や動きに出会った時、
少しずつ落ち着きを取り戻せること。
その子のペースで、
人との暮らしに必要な経験を
積み重ねていくこと。
そうした土台を大切にしています。

もちろん、
子犬ですから、
興奮することもあります。
人が好きで、
嬉しくて動き回ることもあります。
遊びたくて、
兄妹犬に向かっていくこともあります。
初めての音に驚いたり、
少し戸惑ったりすることもあります。
それは、
子犬として自然な反応でもあります。

私たちは、
興奮しない子にすることを
目指しているわけではありません。
大切なのは、
興奮した後に、
少しずつ落ち着きを取り戻す経験を
重ねていくことだと考えています。
遊ぶ時は、しっかり遊ぶ。
甘える時は、甘える。
でも、休む時には休む。
人のそばで、
少しずつ力を抜ける。
安心できる場所で、
眠ることができる。
そのような
ONとOFFの切り替えの土台を、
子犬の頃から見守っています。
ただ大人しい子が良い、
というわけではありません。

元気さも大切です。
好奇心も大切です。
人が好きであることも、
とても大切です。
そのうえで、
その子がどんな時に興奮しやすいのか。
どんな時に落ち着きやすいのか。
どんな声かけに安心しやすいのか。
どんな環境で休みやすいのか。
そうした一頭一頭の違いを
丁寧に見ています。

子犬の時期は、
まだワクチンが完了していません。
そのため、
外の地面や、
不特定多数の犬が出入りする場所には
出していません。
そのかわり、
清潔に管理された環境の中で、
人の声や生活音、
普段と少し違う動きや気配に
少しずつ触れる時間を大切にしています。
ドアが開く音。
人が歩く気配。
食器の音。
掃除の音。
物が動く音。
来客の気配。
子犬にとっては、
私たちが当たり前に感じることも、
初めて出会う刺激になります。
だからこそ、
怖がらせるのではなく、
その子が受け入れられる範囲で、
少しずつ経験を重ねています。

社会化とは、
たくさんの刺激を与えることだけではありません。
子犬自身が、
「大丈夫だった」
「怖すぎなかった」
「少し落ち着けた」
と感じられる経験を
積み重ねることだと考えています。
そのために、
子犬の表情を見ます。
体の力の入り方を見ます。
耳やしっぽの動きを見ます。
固まっていないか。
逃げようとしていないか。
興奮しすぎていないか。
疲れすぎていないか。
そうした小さな反応を見ながら、
関わり方を調整しています。
セラピー犬を育ててきた経験は、
子犬の個性を見る目にもつながっています。
人に積極的な子。
慎重な子。
音に敏感な子。
甘えん坊な子。
遊びが大好きな子。
落ち着くまでに少し時間がかかる子。
切り替えが早い子。
子犬たちは、
みんな同じではありません。

だからこそ、
その子をよく見て、
どんなご家庭に合うのかを
考えることが大切だと思っています。
にぎやかなご家庭に合いやすい子。
静かな環境で落ち着きやすい子。
シニアの方と
ゆっくり暮らしやすい子。

小さなお子さまがいるご家庭では、
少し慎重に相性を見たい子。
先住犬がいるご家庭で、
犬同士の関わり方を見たい子。
ご家庭によって、
合う子犬は変わります。
だから、
写真の可愛さだけで決めるのではなく、
その子の性格や反応も
見ていただきたいと思っています。
写真を見ると、
子犬の可愛さは伝わります。
でも、写真だけでは
分からないことがあります。

人が近づいた時の反応。
抱っこされた時の様子。
遊んだ後の落ち着き方。
初めての音への反応。
兄妹犬との関わり方。
休む時の様子。
その子らしい距離感。

そうした部分は、
実際に会ってみることで
伝わりやすくなります。
現在掲載中の子犬たちも、
一頭一頭の個性を見ながら、
日々大切に育てています。

人が好きな子。
元気いっぱいな子。
少し慎重な子。
甘えん坊な子。
どの子にも、
その子だけの魅力があります。
私たちは、
その個性を大切にしながら、
家庭の中で安心して暮らしていける土台を
育てていきたいと考えています。
写真だけでは、
子犬の個性や落ち着き方までは分かりません。
気になる子がいる方は、
見学時に実際の様子をご確認ください。
野田久仁子ブリーダーの子犬一覧
関連記事
最新記事
人気の記事
カテゴリ


