シーズーは飼いやすい? シーズーの欠かせないしつけとコツ
シーズーは人懐こくて利口な犬です。とてもかわいらしく飼いやすい犬ですが、少しだけ頑固な一面も。そんなシーズーをしつけるコツをご紹介します。
シーズーはしつけやすい犬
シーズーは社交的で、人懐こく飼いやすい犬です。賢く、物覚えもいいので、基本的にしつけに困ることはないでしょう。ただ、少し頑固でプライドが高い面があり、納得いかないときは指示を聞かないことも。自分の主張を通そうとして、吠えてしまうこともあります。
子犬だからとイタズラを許していると、成犬になってもイタズラは続きます。成犬になってからしつけようと思ってもシーズーにしてみれば「今まで許されてたのにどうして?」と不満を持ちます。
子犬のころから明確にルールを決め、飼い主自身もルールを守って接するようにしましょう。
シーズーをしつけるポイント
実際にシーズーのしつけをするときは、次の4つのルールを守りましょう。(1)褒めてしつける
しつけは、叱るよりも、成功したときに褒めるほうが効果的です。「褒める」9割、「叱る」1割の気持ちでしつけましょう。トイレが成功した、飼い主の指示が聞けたなど、よい行動をしたら褒めます。
ご褒美にはおやつが有効です。ドライフードなどの少量ずつ与えられるものがよいでしょう。1日分の摂取カロリーをオーバーしないように注意してくださいね。
(2)指示の言葉を統一する
犬に指示する場合、注意するポイントは、家族内で言葉を統一することです。たとえば、犬に「おすわり」を教える場合、人によって「すわれ」「おすわり」「シット」など、指示の言葉が違うと犬は混乱します。あらかじめ、指示の言葉は統一しましょう。
(3)ダメなことははっきり言う
たとえば、スリッパをオモチャにさせないと決めたら、犬がスリッパをくわえたときはどんなときでも必ず「ダメ」と短く叱り、スリッパで遊ばせないようにしましょう。普段叱っていることを、「今日はいいか」などと許すと犬が混乱します。
叱るときの言葉は「イケナイ」「ダメ」「ノー」など複数ありますが、どれを使うかあらかじめ決めておくのがおすすめです。
(4)怒りすぎない
イタズラが過ぎて手を焼くことがあっても、飼い主は冷静に、そして根気強く教えることが大切です。叱りすぎたり体罰を与えたりすると、飼い主に怯えるようになり、それが問題行動につながることもあります。そうなっては飼い主と愛犬の信頼関係が築けません。
してはいけないことをやったときにだけ、短くはっきりと叱りましょう。
まとめ
シーズーは人懐こく、しつけやすい犬ですが、やや頑固な一面もあります。子犬のころからしっかりルールを決めて、飼い主自身もルールを守って行動するようにしましょう。日頃から積極的にスキンシップをおこない、信頼関係を築くことも重要です。かわいいシーズーとの暮らしを楽しんでください。