ジャックラッセルテリアの特徴
大きさ
ジャックラッセルテリアの体高は25~30cm程度で、体重は5~6kg程度です。JKCでは、体高5cmあたり1kgが理想体重とされています。
比較的小柄ですが、全体的に筋肉質なのが特徴です。
比較的小柄ですが、全体的に筋肉質なのが特徴です。
性格
ジャックラッセルテリアは、非常にパワフルで好奇心旺盛な性格です。もともとは狩猟犬として活躍していたため勇敢な一面もあります。
狩猟犬の気質から吠えやすい傾向にありますが、学習能力が高く、飼い主に対して従順な犬種のため、信頼関係をしっかり構築すればうまくコントロールできるようになるでしょう。
狩猟犬の気質から吠えやすい傾向にありますが、学習能力が高く、飼い主に対して従順な犬種のため、信頼関係をしっかり構築すればうまくコントロールできるようになるでしょう。
毛色
ジャックラッセルテリアの毛色は、ホワイトがベースとなっており、ブラックかタンのマーキングが入っているのが一般的です。
ホワイト・ブラック・タンが混ざったトライカラーも存在します。
ホワイト・ブラック・タンが混ざったトライカラーも存在します。
被毛
ジャックラッセルテリアの被毛は、スムース、ブロークン、ラフの3タイプがあります。
- スムースコート
- ラフコート
- ブロークンコート
平均価格
当サイトでのジャックラッセルテリアの平均価格は、オスが約26万円、メスが約28万円、全体では約27万円です。
2024年2月25日生まれ 女の子
宮城県
毛色 ホワイト&タン
PR 両親はチャンピオン犬、ペット価格になります
掲載日 2024/04/20
価格 360,000 円 (税込)
2023年3月26日生まれ 女の子
埼玉県
毛色 ホワイト&タン(ラフ)
PR 小さなめのラフコートで可愛い子
掲載日 2024/04/28
価格 315,000 円 (税込)
ジャックラッセルテリアの飼い方
しつけ
ジャックラッセルテリアは刺激への反応性が高く、吠えやすい傾向があります。子犬のうちからしっかりトレーニングし、興奮や吠えをコントロールできるようにすることが重要です。
賢い犬種なので、きちんとしつけをおこなうことで、飼い主の指示をしっかりと聞くようになります。
賢い犬種なので、きちんとしつけをおこなうことで、飼い主の指示をしっかりと聞くようになります。
散歩
ジャックラッセルテリアには、毎日の運動が欠かせません。散歩は1日に2回、各1時間前後を目安におこないましょう。
ドッグランなどへ行って、思い切り走らせる時間をつくることも効果的です。室内での遊びは、知育玩具や噛ませるタイプのおもちゃなどを活用して、エネルギーを発散させてあげるのがおすすめです。
ドッグランなどへ行って、思い切り走らせる時間をつくることも効果的です。室内での遊びは、知育玩具や噛ませるタイプのおもちゃなどを活用して、エネルギーを発散させてあげるのがおすすめです。
お手入れ
ブラッシング
ブラッシングは、基本的に毎日おこないます。ブラッシングの際は、愛犬の被毛タイプに合わせた適切なブラシを使用しましょう。
スムースコートはとくに毛が抜けやすいため、こまめなブラッシングが必要です。
ブロークンコートやラフコートの場合は、ブラッシングに加えて、定期的にトリミングをすることできれいな毛並みを維持できます。
スムースコートはとくに毛が抜けやすいため、こまめなブラッシングが必要です。
ブロークンコートやラフコートの場合は、ブラッシングに加えて、定期的にトリミングをすることできれいな毛並みを維持できます。
シャンプー
シャンプーは、月に1回程度を目安にしましょう。シャンプーをすることによって抜け毛が洗い流せます。
しかし、頻繁におこなうと皮膚の油分がなくなり、かえって皮膚トラブルを招くおそれがあるので注意が必要です。
しかし、頻繁におこなうと皮膚の油分がなくなり、かえって皮膚トラブルを招くおそれがあるので注意が必要です。
歯磨き
歯磨きは、ブラッシングと同様に毎日おこないます。
小型犬は歯周病になりやすいため、子犬のころから歯磨きを習慣づけられるようにしましょう。
小型犬は歯周病になりやすいため、子犬のころから歯磨きを習慣づけられるようにしましょう。
爪切り
2週間に一回を目安に爪の長さをチェックし、伸びていたら爪切りをおこないます。
愛犬自身や飼い主がケガをしないよう、定期的な爪切りが必要です。
愛犬自身や飼い主がケガをしないよう、定期的な爪切りが必要です。
ジャックラッセルテリアを飼う際の注意点
環境の整備
ジャックラッセルテリアは、関節を痛めやすく、ケガをしやすい犬種です。また、活発な性格なため、室内でも走り回ったり、ジャンプしたりすることがあるので飼育環境の整備が欠かせません。
滑りにくい床材やカーペットを活用する、なるべく段差を減らすなどの工夫をして、愛犬がケガをしないように注意しましょう。
滑りにくい床材やカーペットを活用する、なるべく段差を減らすなどの工夫をして、愛犬がケガをしないように注意しましょう。
噛むトラブルに注意
ジャックラッセルテリアは、猟犬気質から獲物だと思ったものを噛んでしまうこともあります。小動物のペットと一緒に過ごさせる場合はトラブルが起きないように注意が必要です。
そのほか、家具や家電のコードには、噛み防止用アイテムを使うことをおすすめします。
そのほか、家具や家電のコードには、噛み防止用アイテムを使うことをおすすめします。
ジャックラッセルテリアは飼いにくい?
手に負えない?
ジャックラッセルテリアは、優秀な猟犬の素質を受け継いでおり、好奇心が強い犬種です。小型犬のなかでも非常にスタミナがあり、活発な性格から、「手に負えない」「飼ってはいけない」といわれることも……。
しかし、賢い一面もあるので、きちんとしつけをおこなえば飼い主の指示を理解してくれます。
子犬のころからトレーニングをして、飼い主の指示を聞くように習慣づけましょう。愛犬との信頼関係を築くことが大切です。
しかし、賢い一面もあるので、きちんとしつけをおこなえば飼い主の指示を理解してくれます。
子犬のころからトレーニングをして、飼い主の指示を聞くように習慣づけましょう。愛犬との信頼関係を築くことが大切です。
しつけに一貫性をもたせる
ジャックラッセルテリアは、知的な犬種でもあり、家族のなかで異なるしつけをおこなうと混乱してしまいます。よいこと・悪いことの基準を明確にするなど、家庭内でしつけのルールを統一するようにしましょう。
しつけで不安があるときや、うまく進められないときは、ドッグトレーナーへ相談するのも一つの手です。
しつけで不安があるときや、うまく進められないときは、ドッグトレーナーへ相談するのも一つの手です。
ジャックラッセルテリアがかかりやすい病気、寿命
注意したい病気
大腿骨頭壊死症(レッグペルテス症)
大腿骨頭壊死症は、レッグペルテス症とも呼ばれ、太ももの骨と骨盤の連結部である大腿骨頭が壊死する病気です。関節周辺に炎症が起きて、大腿骨頭への血液供給が悪化するのが原因とされています。
大腿骨頭壊死症になると、痛みに伴って歩行異常がみられます。症状が軽度の場合は、鎮痛剤などで痛みを緩和し、運動制限をおこないます。
症状が進行すると手術が必要なケースもあり、注意を要する病気の一つです。
大腿骨頭壊死症になると、痛みに伴って歩行異常がみられます。症状が軽度の場合は、鎮痛剤などで痛みを緩和し、運動制限をおこないます。
症状が進行すると手術が必要なケースもあり、注意を要する病気の一つです。
糖尿病
糖尿病になると、インスリンの分泌不足によって血糖値が上昇し、さまざまな症状が表れます。
主な症状は、飲水量・排尿量が増加する、食事をとっているのに体重が減少するなどが挙げられます。症状が進行すると、「糖尿病性ケトアシドーシス」と呼ばれる重篤な状態になる危険性があります。
インスリンの投与や食事療法、運動療法によって治療をおこないますが、普段の食生活に配慮し、ストレスをためさせないよう心がけることが大切です。
主な症状は、飲水量・排尿量が増加する、食事をとっているのに体重が減少するなどが挙げられます。症状が進行すると、「糖尿病性ケトアシドーシス」と呼ばれる重篤な状態になる危険性があります。
インスリンの投与や食事療法、運動療法によって治療をおこないますが、普段の食生活に配慮し、ストレスをためさせないよう心がけることが大切です。
副腎皮質機能亢進症(クッシング症候群)
副腎皮質機能亢進症は、クッシング症候群とも呼ばれ、副腎皮質からのホルモン分泌が過剰になることで症状が表れます。脳下垂体、副腎が腫瘍化し、バランスを乱して過剰にホルモンを生成してしまうことが原因です。
主な症状は、多飲多尿、食欲増加、筋力の低下などがあり、投薬による治療だけでなく、外科手術をおこなうケースもあります。
日ごろから愛犬の様子をよく観察し、早期発見・早期治療に努めるようにしましょう。
主な症状は、多飲多尿、食欲増加、筋力の低下などがあり、投薬による治療だけでなく、外科手術をおこなうケースもあります。
日ごろから愛犬の様子をよく観察し、早期発見・早期治療に努めるようにしましょう。
健康寿命を延ばすために
ジャックラッセルテリアの平均寿命は14.5歳です。
愛犬の健康寿命を延ばすために、日々の生活のなかで意識すべきことを解説します。
参考文献
アニコム 家庭どうぶつ白書(https://www.anicom-page.com/hakusho/)
エネルギーの発散
ジャックラッセルテリアには、十分な運動量が必要であり、運動不足はストレスをためる原因となります。毎日の散歩に加えてドッグランなどへ連れて行き、しっかり体を動かす時間を確保しましょう。
室内の場合は、おやつ探しゲームやロープの引っ張りっこなど、好奇心を満たせる遊びを取り入れ、エネルギーを発散させてあげることが大切です。
室内の場合は、おやつ探しゲームやロープの引っ張りっこなど、好奇心を満たせる遊びを取り入れ、エネルギーを発散させてあげることが大切です。
食事の管理
ジャックラッセルテリアは、全体的に筋肉質で運動量が多いため、きちんと栄養の取れるフードを選ぶ必要があります。
とくに骨・関節をサポートする成分が含まれたフードがおすすめです。ただし、肥満にならないよう、与える量・回数には十分注意しましょう。
とくに骨・関節をサポートする成分が含まれたフードがおすすめです。ただし、肥満にならないよう、与える量・回数には十分注意しましょう。
住環境の整備
室内で動き回れるように安全対策をします。家電のコードや小物などで、誤食・誤飲・ケガなどが起きないよう配慮が必要です。
カーペットやマットを敷くなど、床で滑って転倒しないような工夫をして、愛犬が安全に遊べる環境をつくりましょう。
カーペットやマットを敷くなど、床で滑って転倒しないような工夫をして、愛犬が安全に遊べる環境をつくりましょう。
ジャックラッセルテリアのルーツ
誕生の経緯
ジャックラッセルテリアは、1800年代にジョン・ラッセル牧師によってイングランドで作出されました。優秀な猟犬を作出することを目的に、キツネを追うために作り出したフォックステリアをベースにして他犬種と交配したのがはじまりです。
体高が高くよりスクエアな体格をしているのが「パーソンラッセルテリア」、体高が低くわずかに体長が長いのが「ジャックラッセルテリア」とされました。
現代においては、映画やドラマなどに出演することで、世界的に認知度が高まり人気を集めています。
体高が高くよりスクエアな体格をしているのが「パーソンラッセルテリア」、体高が低くわずかに体長が長いのが「ジャックラッセルテリア」とされました。
現代においては、映画やドラマなどに出演することで、世界的に認知度が高まり人気を集めています。
まとめ
「飼いにくい」などのイメージがあるジャックラッセルテリアですが、子犬のころからしっかりしつけをおこない、信頼関係を築くことで、きちんと飼い主の指示を聞くようになります。明るく元気な性格で家族を楽しませてくれるでしょう。
また、非常に活発な犬種なので、散歩やドッグランなどを活用して、たくさん遊んであげるのがおすすめです。
ジャックラッセルテリアの特徴をよく把握し、愛犬と幸せな時間をお過ごしください。
また、非常に活発な犬種なので、散歩やドッグランなどを活用して、たくさん遊んであげるのがおすすめです。
ジャックラッセルテリアの特徴をよく把握し、愛犬と幸せな時間をお過ごしください。