ビションフリーゼの特徴
大きさ
ビションフリーゼの体高は25~29cm、体重は5kg前後です。小ぶりながら筋肉質で、骨格のしっかりした丈夫な体つきが特徴。
やや胴長短足、垂れ耳で、黒く丸い瞳が印象的です。
やや胴長短足、垂れ耳で、黒く丸い瞳が印象的です。
性格
性格は明るく活発で、とてもフレンドリーです。
協調性があり、初対面の人やほかの犬とも親しくすることができます。
人懐こく、甘えん坊なビションフリーゼは、ひとりで過ごすことにストレスを感じ、長時間の留守番を苦手とする子もいるようです。
しつけはしやすく、穏やかであまり吠えることがないため、マンションなどの集合住宅でも飼いやすい犬種といわれています。
協調性があり、初対面の人やほかの犬とも親しくすることができます。
人懐こく、甘えん坊なビションフリーゼは、ひとりで過ごすことにストレスを感じ、長時間の留守番を苦手とする子もいるようです。
しつけはしやすく、穏やかであまり吠えることがないため、マンションなどの集合住宅でも飼いやすい犬種といわれています。
毛色
JKC(血統書発行団体)で認められているカラーは純白のみ。子犬のころはややベージュがかっていることもあります。
平均価格
当サイトでのビションフリーゼの平均価格は、オスが約28万円、メスが約32万円、全体では約30万円です。
2024年3月17日生まれ 男の子
愛知県
毛色 ホワイト
PR 父KOR系JKCチャンピオン母ショードッグCH血統
掲載日 2024/05/03
価格 288,000 円 (税込)
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毛色 ホワイト
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掲載日 2024/05/03
価格 348,000 円 (税込)
2024年3月27日生まれ 女の子
福岡県
毛色 ホワイト
PR フレンドリーなママから生まれた1番小ぶりな女子♥️
掲載日 2024/04/29
価格 450,000 円 (税込)
ビションフリーゼとトイプードルの違いは?
▲上:ビションフリーゼ
下:トイプードル
下:トイプードル
体格
ビションフリーゼは小型犬としては比較的体が大きく骨太でがっしりとしています。
一方トイプードルは細身でスリムな体型です。
ビションフリーゼはトイプードルより足が短く、全体的に丸みを帯びた姿が印象的です。
一方トイプードルは細身でスリムな体型です。
ビションフリーゼはトイプードルより足が短く、全体的に丸みを帯びた姿が印象的です。
被毛
ビションフリーゼはふわふわのアンダーコートと硬めで巻き毛のオーバーコート、2層の被毛をまとったダブルコート種です。
トイプードルはビションフリーゼと同じ巻き毛ですが、シングルコートで被毛に厚みがありません。
トイプードルはビションフリーゼと同じ巻き毛ですが、シングルコートで被毛に厚みがありません。
毛色
ビションフリーゼの公認カラーは純白、一色のみです。
トイプードルは白色のほかに黒、茶色、赤などさまざまな色が認められています。
トイプードルは白色のほかに黒、茶色、赤などさまざまな色が認められています。
ビションフリーゼの飼い方
しつけ
ビションフリーゼは飼い主に従順で賢く、しつけがしやすい犬種といわれています。
甘え上手ですので、つい甘やかし、わがままになってしまわないよう気を付けましょう。
飼い主のそばで過ごすことを好みますが、子犬のころから時間をかけて少しずつ留守番ができるようトレーニングをしましょう。飼い主と離れていても安心して過ごせるよう、生後3カ月を越えたら、短時間から留守番の練習をはじめます。
甘え上手ですので、つい甘やかし、わがままになってしまわないよう気を付けましょう。
飼い主のそばで過ごすことを好みますが、子犬のころから時間をかけて少しずつ留守番ができるようトレーニングをしましょう。飼い主と離れていても安心して過ごせるよう、生後3カ月を越えたら、短時間から留守番の練習をはじめます。
散歩
ビションフリーゼは小型犬のなかでは比較的タフで運動量も豊富です。
散歩は1日2回、それぞれ15~30分ほどを目安にしっかり歩かせましょう。
外のさまざまなものや音に慣れてもらうために、散歩デビューの準備として、ワクチンが終わる前から抱っこやカートによる外出を取り入れるとよいでしょう。
散歩は1日2回、それぞれ15~30分ほどを目安にしっかり歩かせましょう。
外のさまざまなものや音に慣れてもらうために、散歩デビューの準備として、ワクチンが終わる前から抱っこやカートによる外出を取り入れるとよいでしょう。
お手入れ
ブラッシング
ビションフリーゼの魅力である白いふわふわの被毛をきれいに保つためには、日々の丁寧なお手入れが欠かせません。
抜け毛はそれほど多くない犬種ですが、巻き毛のためもつれや毛玉ができやすいといえます。コーム型など専用ブラシを活用しながら、被毛と皮膚を健康に保てるよう、毎日ブラッシングしてください。
抜け毛はそれほど多くない犬種ですが、巻き毛のためもつれや毛玉ができやすいといえます。コーム型など専用ブラシを活用しながら、被毛と皮膚を健康に保てるよう、毎日ブラッシングしてください。
シャンプー
シャンプーは月に1回を目安におこないます。
真っ白な状態を維持したいからと頻繁にシャンプーするのは避けましょう。洗いすぎは必要な皮脂まで落とし、皮膚トラブルを引き起こす原因となります。
口周りや目の周りなど普段の汚れは、湿らせたコットンやペット用お手入れシートで拭き取ればOKです。日々の汚れは拭き取りケアを中心に、体全体の皮脂汚れなどは月に1度のシャンプーで取り除きましょう。
真っ白な状態を維持したいからと頻繁にシャンプーするのは避けましょう。洗いすぎは必要な皮脂まで落とし、皮膚トラブルを引き起こす原因となります。
口周りや目の周りなど普段の汚れは、湿らせたコットンやペット用お手入れシートで拭き取ればOKです。日々の汚れは拭き取りケアを中心に、体全体の皮脂汚れなどは月に1度のシャンプーで取り除きましょう。
歯磨き
歯磨きは毎日おこなうのが理想です。
汚れたまま放っておくと、歯周病になるリスクが高くなってしまいます。歯周病は内臓疾患などのほかの病気を誘発することがあり危険です。口腔ケアはしっかりおこないましょう。
汚れたまま放っておくと、歯周病になるリスクが高くなってしまいます。歯周病は内臓疾患などのほかの病気を誘発することがあり危険です。口腔ケアはしっかりおこないましょう。
爪切り
2週間に1回程度、爪の長さをチェックしましょう。
爪が伸びたままでは、犬自身や飼い主がケガをしてしまう可能性も。タオル地などに爪をひっかけてしまったり、小さな段差などにひっかかって根元から爪がはがれてしまったりというケースも起こっています。
爪が伸びたままでは、犬自身や飼い主がケガをしてしまう可能性も。タオル地などに爪をひっかけてしまったり、小さな段差などにひっかかって根元から爪がはがれてしまったりというケースも起こっています。
ビションフリーゼならではのケア
耳掃除
ビションフリーゼの耳は外耳道の通気性が悪いため汚れがたまりやすく、細菌などが増殖しやすい形状です。
外耳炎の発症リスクが高い犬種ですので、定期的に耳をチェックして、汚れていたら耳掃除をしましょう。
耳掃除は汚れている部分を湿らせたコットンで軽く拭き取るだけでOKです。嫌がる場合は無理をせず、動物病院やサロンに相談しましょう。
外耳炎の発症リスクが高い犬種ですので、定期的に耳をチェックして、汚れていたら耳掃除をしましょう。
耳掃除は汚れている部分を湿らせたコットンで軽く拭き取るだけでOKです。嫌がる場合は無理をせず、動物病院やサロンに相談しましょう。
目元のケア
目に毛やゴミが入らないよう気を付けましょう。
また、目に刺激が加わり、涙が大量に出ると「涙やけ」を起こしてしまいます。涙やけが目立つ犬種ですので、涙や汚れはできるだけこまめに拭き取ってあげましょう。
また、目に刺激が加わり、涙が大量に出ると「涙やけ」を起こしてしまいます。涙やけが目立つ犬種ですので、涙や汚れはできるだけこまめに拭き取ってあげましょう。
トリミング
ダブルコート種ですが抜け毛はそれほど多くありません。しかし被毛はどんどん伸びるタイプで、カットが必要な犬種です。月1回を目安にトリミングをおこないましょう。
カットはアフロカット(パウダーパフ)、テディベアカットなどさまざまなスタイルがあり、トリミングを楽しむ飼い主も多いです。シャンプーや爪切りと同じタイミングで定期的にトリミングサロンに通うのもよいでしょう。
バリカンを使用するサマーカットなどであまりに短くカットすると、被毛が伸びるまでに時間がかかったり毛質が変わってしまったりするほか、皮膚もダメージを受けたりするので注意が必要です。
カットはアフロカット(パウダーパフ)、テディベアカットなどさまざまなスタイルがあり、トリミングを楽しむ飼い主も多いです。シャンプーや爪切りと同じタイミングで定期的にトリミングサロンに通うのもよいでしょう。
バリカンを使用するサマーカットなどであまりに短くカットすると、被毛が伸びるまでに時間がかかったり毛質が変わってしまったりするほか、皮膚もダメージを受けたりするので注意が必要です。
ビションフリーゼを飼う際の注意点
住環境の整備
ビションフリーゼは関節トラブルを起こしやすい犬種です。
フローリングなど滑りやすい床は歩くたびに関節に負担がかかり、ケガや病気のリスクを高めるといえます。
部屋の床は滑りにくい床材を選ぶか、カーペットやジョイントマットなどを敷き、対策をおこないましょう。
サイズ的に家具の隙間などに入り込んでしまうことも少なくありません。危険な隙間や出られなくなりそうな場所には柵を設置するなどの対策をとりましょう。
高低差のある段差は、上り下りさせないようにするのもおすすめです。
フローリングなど滑りやすい床は歩くたびに関節に負担がかかり、ケガや病気のリスクを高めるといえます。
部屋の床は滑りにくい床材を選ぶか、カーペットやジョイントマットなどを敷き、対策をおこないましょう。
サイズ的に家具の隙間などに入り込んでしまうことも少なくありません。危険な隙間や出られなくなりそうな場所には柵を設置するなどの対策をとりましょう。
高低差のある段差は、上り下りさせないようにするのもおすすめです。
暑さ対策
ビションフリーゼはダブルコートで被毛が密生しているため、暑さがとても苦手です。
とくに夏場は部屋の温度・湿度管理をしっかりおこないます。ほかにも、暑い時期の散歩は涼しい時間帯におこなう、ひんやりグッズを活用するなどして、暑さ対策と熱中症予防を心がけましょう。
とくに夏場は部屋の温度・湿度管理をしっかりおこないます。ほかにも、暑い時期の散歩は涼しい時間帯におこなう、ひんやりグッズを活用するなどして、暑さ対策と熱中症予防を心がけましょう。
ビションフリーゼがかかりやすい病気、寿命
注意したい病気
外耳炎
湿気や細菌、耳ダニなどが原因で、外耳の皮膚に炎症が起こる病気です。
皮膚の赤みや悪臭、耳垢の増加などの症状が表れ、痛みやかゆみから頭を振ったり耳を引っ掻いたりする行動がみられます。
耳を清潔に保つことが発症予防となるので、耳が汚れていないかどうか定期的に確認しましょう。発症した場合は、耳道内の洗浄と点耳薬治療をおこないます。
皮膚の赤みや悪臭、耳垢の増加などの症状が表れ、痛みやかゆみから頭を振ったり耳を引っ掻いたりする行動がみられます。
耳を清潔に保つことが発症予防となるので、耳が汚れていないかどうか定期的に確認しましょう。発症した場合は、耳道内の洗浄と点耳薬治療をおこないます。
急性湿潤性湿疹(ホットスポット)
毛量が多いため蒸れやすく皮膚病にかかりやすい犬種です。とくに急性湿潤性湿疹は引き起こす可能性が高いといわれています。
急性湿潤性湿疹は一般的な皮膚炎より炎症が強く、皮膚が化膿して赤くただれたり、ひどい場合には炎症部分が脱毛をおこしたりすることもあります。
発症した場合は、炎症部位の被毛を刈って治療をおこないます。
予防は日々のお手入れを怠らないことが重要です。ブラッシングの際に皮膚の状態を確認し、しっかりと丁寧にとかしましょう。
急性湿潤性湿疹は一般的な皮膚炎より炎症が強く、皮膚が化膿して赤くただれたり、ひどい場合には炎症部分が脱毛をおこしたりすることもあります。
発症した場合は、炎症部位の被毛を刈って治療をおこないます。
予防は日々のお手入れを怠らないことが重要です。ブラッシングの際に皮膚の状態を確認し、しっかりと丁寧にとかしましょう。
膝蓋骨脱臼(パテラ)
後ろ足の膝蓋骨が正常な位置から外れてしまう病気で、先天的要因のほか、栄養障害が原因で発症することもあります。
症状は無症状から歩行困難までさまざまで、早期に発見することで軽症で済む疾患です。
根本的な治療には外科手術が必要になりますが、鎮痛剤やレーザー治療などで症状を緩和する方法もあります。
骨や関節に負担がかからないよう、体重管理や床の滑り止め対策をおこないましょう。
足の裏の毛をカットする、過度な運動をさせないなどの対策も効果的です。
症状は無症状から歩行困難までさまざまで、早期に発見することで軽症で済む疾患です。
根本的な治療には外科手術が必要になりますが、鎮痛剤やレーザー治療などで症状を緩和する方法もあります。
骨や関節に負担がかからないよう、体重管理や床の滑り止め対策をおこないましょう。
足の裏の毛をカットする、過度な運動をさせないなどの対策も効果的です。
健康寿命を延ばすために
ビションフリーゼの平均寿命は14.6歳です。
愛犬の健康寿命を延ばすために小さなことから心がけ、健康に過ごしてもらいましょう。
参考文献
アニコム 家庭どうぶつ白書(https://www.anicom-page.com/hakusho/)
毎日の運動
散歩のほかに、室内で一緒に遊ぶ時間をつくりましょう。
甘えん坊なので十分にコミュニケーションをとりながらおこなうと高い効果が得られるでしょう。
もってこい遊びやロープの引っ張りっこ、おやつを使用する知育玩具などもおすすめです。
甘えん坊なので十分にコミュニケーションをとりながらおこなうと高い効果が得られるでしょう。
もってこい遊びやロープの引っ張りっこ、おやつを使用する知育玩具などもおすすめです。
食事の管理
足腰や関節に負担をかけないよう、体重増加に注意しましょう。
骨や関節をサポートする成分が配合されたフードや、涙やけ対策用フードを選ぶのもおすすめです。
骨や関節をサポートする成分が配合されたフードや、涙やけ対策用フードを選ぶのもおすすめです。
デンタルケア
口腔環境を整えることは健康維持の基本です。
小型サイズの犬種のあごは小さく、歯周病による骨折が生じることもあります。
歯周病を防ぐためにも歯磨きは毎日おこないましょう。
小型サイズの犬種のあごは小さく、歯周病による骨折が生じることもあります。
歯周病を防ぐためにも歯磨きは毎日おこないましょう。
ビションフリーゼのルーツ
誕生の経緯
起源はスペインのカナリア諸島にあるテネリフェ島の土着犬だったといわれています。
14世紀ごろイタリアに持ち込まれ、貴婦人たちの間で流行します。その後、フランス王室でも愛育され、上流社会での人気はさらに高まりました。当時の多くの肖像画に登場するほどです。
フランス革命時に頭数が激減しますが、このころから一般家庭でも飼育されるようになります。
のちにアメリカへ渡り、1970年代にアメリカのケネルクラブに一つの犬種として登録されました。
14世紀ごろイタリアに持ち込まれ、貴婦人たちの間で流行します。その後、フランス王室でも愛育され、上流社会での人気はさらに高まりました。当時の多くの肖像画に登場するほどです。
フランス革命時に頭数が激減しますが、このころから一般家庭でも飼育されるようになります。
のちにアメリカへ渡り、1970年代にアメリカのケネルクラブに一つの犬種として登録されました。
まとめ
綿あめのような被毛がチャームポイントのビションフリーゼ。見た目の似ているトイプードルとはまた違ったカットスタイルもあるので、愛犬の個性に合わせて選ぶのもおすすめです。ビションフリーゼを家族に迎え、特権ともいえるカットを楽しんでみてくださいね。
愛らしい犬種ゆえに甘やかしすぎたり、留守番を教えなかったりすると飼い主が困ってしまうことになるのでしつけはきちんとおこないましょう。
愛らしい犬種ゆえに甘やかしすぎたり、留守番を教えなかったりすると飼い主が困ってしまうことになるのでしつけはきちんとおこないましょう。