子犬をお迎えしたお客様インタビュー
先代犬がきっかけでボストンテリアの虜に。明るい雰囲気をつくってくれる豆ちゃんは、子どもたちとの橋渡し的存在です。
お迎えした犬:豆の介くん(3歳10ヶ月・男の子)
ボストンテリア / 2016年6月にお迎え
家族構成:夫、妻、子ども2人(中学生)
住環境:一戸建て
※2019年11月取材時点
2016年に『みんなのブリーダー』で、ボストンテリアの豆の介くんを迎えたshinonさん。
過去にボストンテリアを飼育していたことがきっかけで、それ以降、大のボストンテリア好きに。
今回は二代目のボストンテリアとなる豆の介くんをお迎えした経緯や、お迎え後の生活の変化などをお話くださいました。
豆ちゃんは、わが家にとって二代目のボストンテリア。
今では家族全員ボストンテリアに夢中です(笑)
――過去にペットの飼育経験はありましたか?
実は豆ちゃんを迎える前にも、ボストンテリアを飼っていたんです。
わたしは子どもの頃から大の犬好きで、幼少期から実家では雑種犬を3匹くらい飼育していました。
犬がいない生活は考えられなかったので、結婚後もやっぱり犬と一緒に暮らしたいと思っていたんです。夫は犬を飼った経験はないものの、猫を飼っていたことはあって、もともと動物は好きなようでした。
それでわたしの希望に合わせてお迎えしたのが、先代犬の「豆太郎」です。今ではもう夫も完全にハマりましたね(笑)
――以前もボストンテリアを飼育していらっしゃったんですね。当時ボストンテリアを選んだ理由はなんですか?
あまり手のかからない犬種を希望していたので、抜け毛が少ないこと、コンパクトなサイズであることを基準に選びました。そしてなによりも人が好きということが条件のひとつでした。
ボーダーコリーとキャバリアも候補に挙がったのですが、わたしたちの希望の条件を満たしていたのがボストンテリアだったんです。ちなみにどの犬も模様が似ている(鼻筋が白いハチワレ模様)犬種で……。
わたしの好みなんです(笑)
――たしかにみんな似ている模様ですね(笑)
二代目となる豆の介くんはどういった経緯でお迎えしたのでしょうか?
2013年に先代犬の豆太郎が病気でお空に行ってしまったんです。しばらくは悲しみに暮れていたのですが、やっぱりまたボストンテリアと一緒に暮らしたいという気持ちは家族全員持っていて……。
それから3年くらい経って、インターネットでボストンテリアのブリーダー情報を調べていたときに、『みんなのブリーダー』の存在を知りました。ボストンテリアを専門にブリーディングされている方は日本にほとんどいらっしゃらないのですが、茨城県に「上野真由美ブリーダー」さんがお住まいということがわかったんです。
でも、ちょうどそのとき子どもたちが中学受験を控えていたので、すぐにボストンテリアをお迎えするかどうかはまだ決めかねている状態でした。
――お子さんにとってもご両親にとっても大切な時期ですもんね。それでもお迎えした決め手はなんだったのでしょうか?
そのときはまだ早いかなぁと迷っている状況でしたが、上野ブリーダーのボストンテリアをチェックしていたところ、掲載中の子犬のなかで1匹だけずっと残っている子が気になって。
ずっと毎日見ていたので気になったのもありますが、その子は先代犬の豆太郎と同じく、頭に黒い豆のような「スポット模様」が入っていたんです。わが家ではこれを「ラッキースポット」と呼んでいて、家族全員「この子しか考えられない!」という話に……。
――それは運命的なものを感じてしまいますね!
そうなんです! 話し合った結果、家族もみんな賛成でしたね。
ブリーダーさんに問い合わせると、すぐに犬舎を見学する日取りも決まりました。見学当日までの間は子犬の写真を送っていただいたり、普段食べさせているフードのことなどを教えていただいたり。直接会話させていただいていたので、インターネット上でやりとりでも不安はありませんでした。
見学時には母犬とも対面。愛情たっぷりに育てられている様子が伝わってきました。
――ブリーダーさんや子犬と実際にお会いしたときの印象はどうでしたか?
犬舎は普通のお住まいだったのですが、ベランダにはボストンテリアのイラストが描いてあって、家がまるごと「ボストンテリアハウス」という感じでビックリしました! ブリーダーさん自身もなんというか、一生をボストンテリアに捧げていらっしゃるような方で(笑)
実際に対面した子犬もイメージ通りでかわいらしかったです。性格もとっても人懐っこく、愛嬌のある子で。ブリーダーさんに愛情を込めて育てられたのだということがよくわかりました。
それとガラス越しですが、母犬と対面できたのもよかったです。一般的なペットショップでは見せてもらうことができませんが、ブリーダーからお迎えすれば母犬の様子も分かるんですよね。どんな環境で育てられたか自分で確認できるのもいいところだと思います。
――自宅に帰るまでの車中の様子や帰宅後の様子はいかがでしたか?
長距離の移動でしたが、車中ではまったく鳴かず、とてもお利口にしてくれました。でも一睡もしてなかったですし、途中サービスエリアで休憩したときもおしっこをしなかったので、きっと緊張していたんだと思います。
けれども、自宅に着いてからは元気いっぱいで。部屋中あちこちを探検したり、ソファの上で足を伸ばしてくつろいだりとリラックスしきった様子でした(笑)
お迎え日当日は多少夜鳴きがあったものの、子どもたちともすぐに打ち解けて、すぐにわが家の中心的存在になってくれました。
反抗期の子どもたちとの橋渡しをしてくれたり、夢を与えてくれたり。
豆ちゃんは家族に欠かせない存在です。
――子犬を迎えてから生活に変化はありましたか?
毎朝の散歩のおかげで、早起きするようになりましたね。それとお出かけしていても早く帰らなきゃと思うようになったので、以前よりも自宅にいる時間が増えました。
そしてなによりも、家庭によりよい雰囲気をもたらしてくれることでしょうか。
豆ちゃんはわが家の末っ子なので、すごく自由で、そしてちょっとアホなところもあって(笑)
子どもたちが反抗期を迎えたとき、たまにギクシャクした空気が流れることがあったのですが、そこで豆ちゃんが変なことをすると、笑いが起きて和やかな雰囲気になるんです。
それとわたしが言うと角が立つようなことでも、「豆ちゃんがこう言っているよ~」と、豆ちゃんを通して会話すれば、子どもたちもしぶしぶ「わかった」と聞き入れてくれて。
――豆の介くんは、お子さんとの橋渡し役も担ってくれているんですね。
そうなんです。うちの子どもは双子なのでどちらが上ということもなく、ふたりにとって豆ちゃんは弟のような存在なんだと思います。それと豆ちゃんを迎えたことがきっかけで、娘は獣医師になりたいという夢も持ってくれました。
子どもたちの受験前でお迎えを迷ったこともありましたが、おかげで空気が明るくなりましたし、豆ちゃんの存在にはわたし自身も助けられて。今ではあの時期に豆ちゃんを迎えて本当によかったと思っています。
――豆の介くんを迎えて苦労したことはありますか?
健康に育ってくれたので、今までこれといった苦労はないのですが、子犬のときに少しだけ噛み癖がありましたね。わたしたち夫婦にはしなかったのですが、歩いている娘や息子たちの足にじゃれて噛みつくことがあったんです。
でも噛まれても反応しないようと子どもたちにも伝えて、根気強くしつけていったらそのうちすぐに収まりました。
――今後豆の介くんとやってみたいことがあれば教えてください。
北海道へ旅行に連れていきたいなと思っています。
今年の夏、初めて豆ちゃんを連れて那須にお出かけしたんです。残念ながらその日は雨だったのですが、それでも豆ちゃんはすごく喜んでくれて。豆ちゃんは車でのドライブも大好きですし、今後いろいろなところに一緒にお出かけできたらいいなと思っています。
とにかく元気いっぱいの豆の介くん。取材スタッフにも人見知りすることなく、とびきりのテンションでお出迎えしてくれました! 少し天然なところも見え隠れしましたが、それもどこか憎めない「愛されキャラ」そのもの。
これからもshinonさん一家を持ち前の明るさで癒していってほしいですね。