

今回は、フレンチブルドッグの子犬を家族に迎える前に、必ず知っておきたい5つのポイントをお伝えします。
フレンチブルドッグはとても可愛い反面、健康管理に手間と知識が必要な犬種です。
迎えた後に「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、事前の理解と準備がとても大切です。
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1. フレンチブルドッグは体温調節が苦手です
フレンチブルドッグは**短頭種(鼻が短い犬種)**のため、暑さにも寒さにも弱いです。
• 夏:室温管理は必須(エアコンは24時間稼働が理想)
• 冬:室内でも暖房や防寒対策が必要
また、散歩の時間帯にも注意が必要で、特に真夏は早朝か夜のみ外に出るようにしましょう。
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2. お金と時間に余裕が必要です
フレンチブルドッグは、他の犬種より医療費がかかりやすいと言われています。
• アレルギー性皮膚炎
• 呼吸器疾患
• 胃捻転(ねじれ)
• ヘルニア
こうした病気に備え、保険加入や貯蓄を考えておくことをおすすめします。
また、毎日のお世話(食事、散歩、耳掃除、しわのケア)にも時間が必要です。
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3. 家族全員の理解と協力が必要です
フレンチブルドッグは非常に甘えん坊で、
「いつも誰かと一緒にいたい」と思う犬です。
長時間の留守番が続くと、
• ストレスで体調を崩す
• 問題行動が出る
といったリスクがあります。
家族全員で「どんな生活になるか」を共有し、役割分担をしておきましょう。
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4. 購入前にブリーダーと十分に話し合いましょう
子犬の両親犬の情報(健康状態、性格傾向など)を知ることはとても重要です。
• 両親犬に遺伝性疾患がないか
• どんな性格に育ちやすいか
• 飼育環境は清潔か
信頼できるブリーダーから、納得いくまで説明を受けたうえで迎えることが、健康で幸せなフレンチライフへの第一歩です。
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5. しわのお手入れは毎日のルーティンに
フレンチブルドッグの顔には可愛い「しわ」がありますが、
この部分が不衛生になると皮膚病の原因になります。
• 毎日、濡れたガーゼやティッシュで拭く
• 乾かす
• 必要に応じて保湿する
簡単なケアですが、これを怠ると重症化することもあるため、毎日の習慣にしましょう。
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まとめ
フレンチブルドッグは、
愛情をかければかけるほど、最高のパートナーになってくれる犬種です。
しかし、飼う前に「知っておくべきこと」をきちんと理解しておかないと、
犬も飼い主もお互いに不幸になってしまうかもしれません。
この記事が、皆さまの素敵なフレンチブルドッグとの生活のスタートに役立てば幸いです。
次回は、**「フレンチブルドッグに最適な食事とサプリメントの選び方」**について詳しくご紹介する予定です!
